骸骨みたいさ
はだかになった木


たくさん葉を繁らせている時は
気かつかなかった


ガリガリだよ
はだかの木


ひゅうひゅうって
心の風穴を抉るみたいに
海風が吹くだろ


海と陸の境の土地に
現実と夢の境の地に


墓標のように
枯れたままで立ってんのさ

はだかの木


肌が冷たいのか熱いのか
ふれてみようか


肌が冷たいのか熱いのか
ひびの割れた唇で
キスをしてみようか


ふれた唇に血がにじんだら


愛してるって
消えそうな程の声に出して

側に寄り添おう