アラジンのパニックから、精神外来の受診を決意した私。

2週間後に運良く予約を取れましたが、それでも受診日までがすごく長かったですアセアセ
 
 
 
アラジンの様子を言うとー
 
指示が入りにくい。
少しのことで怒る。
奇声をあげる。
物にあたる。
ボタンをひたすら押し続ける。
すごく、衝動的。
 
などなど…
状況を改めて整理して、病院で先生に伝えることをあらかじめ考えていました。
あと、癇癪を起こした時の様子もスマホで撮影もしました。
 
病院へ受診の日は、療育園はお休みし行きました。
病院に入り、受け付けをして質問用紙に記入をすませました。
遊ぶ場所も用意はされていたのですが、好きなおもちゃがなくソワソワのアラジン。
大丈夫かなぁ。。。っと思って心配してきましたがアセアセ
やっぱり時々、奇声ハッ
 
ママ「コラコラもやもやシー」
 
ちょっと笑ってこちらを見ますショックイライラうずまき予約だったので、スムーズにみてもらえるかと思っていたのですがタラー
 
なんと、
なんと…一時間待ちポーンガーン
 
皆、相談はたくさんあるのでどうしても時間は押してしまうんでしょうね。
 
パパもその日は偶然に休みだったので、何とか交代で見ながら待つことは出来ました。
時々、病院の入り口にあるエレベーターに走ろうとしていましたがうずまき
ダメだよっ言うと、何とか戻ってきましたもやもや
 
一時間まって、
先生「○○さんお入り下さいー」
 
やっと…ねー
 
診察室に入ります。
2歳半の頃に、私立病院で出してもら診断書。療育園での発達検査の書類。
療育手帳の発行の際の検査結果の書類。
 
持参してたコピーを先生に渡しました。
先生は、頷きながら目を通していきます。
 
今のアラジンの状況も説明しました。
 
 
先生「指差しはいつぐらいに出たかな?」
 
ママ「6歳になってからです」
先生「遅かったね」
 
指差しは5歳頃から、少し出来てきたかなぁって感じだったのですが。
指差しは私が教えたのです。
最初は自然に出たものーではなかったのです。
クレーンより、伝えやすいアラジンの表現として私はいいと思ったからです。
 
自然に出たものではないから意味がない…とも先生によっては言われたのですが。
伝える手段としてありだという意見もあったので、教えることにしました。
 
自然に指差しが習得出来たのは6歳でした。
 
 
 
ママ「療育園では落ち着いて過ごせているみたいなんですが、家でのこだわりと癇癪がひどくて…薬を処方して頂いた方がいいのかご相談させてもらいたくて」
 
ママ「家電のボタンや扉などに特にこだわりが出てます。」
 
先生「療育園にはこだわりの家電がないから、落ち着いて過ごせてるんだね」
 
アラジンの様子を診る先生。
見られていることに気が付いたのか、少し半笑いのアラジンねー
 
 
先生「頭の大きさ、形は自閉症と関係してると思ってるんだ」
 
ママ「診ていただいた私立病院でも、それは指摘されました。それでMRIはとってみてますが異常はなくでした…」
 
アラジンの頭は普通のお子さんよりも大きいです。自閉症の子は頭が大きめであることは聞いたことがありました。
 
初めに頭の大きさを指摘されたのは、助産師さんが産後1ヶ月で自宅訪問してくれた際にも言われました。
MRIでは分からない、細かい神経の障害があるんでしょうね。
 
先生「睡眠はどう?赤ちゃんのころからはどうだった?」
 
ママ「今は睡眠は特に問題はないと思うですが…1ヶ月に一回ぐらい夜中に起きたりはあります。普通の子よりは睡眠は短いと思います。赤ちゃんの頃は夜泣きもひどくて、抱っこしてないと寝なくて大変でした」
 
先生「元々睡眠の質は悪いタイプだね」
 
 
 
先生「愛嬌ある顔はしてるんだけどな~~」
「おーい!アラジン!話を聞いてる限り頑固ではあるかな」
 
アラジンを触る先生。
 
先生「嫌がらない子の方が、色んなこと吸収できる可能性がある。人に触られるのはそんなに嫌がらないね」
 
ママ「過敏はもっているんですが、触れられるのはそんなに嫌ではないみたいです」
 
ママ「癇癪を起こした時の様子をスマホで撮っていて見てもらえませんか」
 
先生「見せてみて」
 
先生に画像を見せていると、少しばつの悪そうな顔をするアラジン。
スマホをアラジンはとり、恥ずかしそう?な顔で見てます。
 
ママ「泣いてるのあらちゃんやわニヤニヤ
 
そのやりとりを見ていた先生がー
 
先生「その表情気になるねー…」
 
 
「言葉はでてないけど、思っている以上に言葉や雰囲気の理解はあるのかもしれないね」
 
ママ「話せないので…なんとも気持ちが分からないですけどね…」
 
先生「彼には言葉では伝えられないもどかしさなどが、癇癪に繋がっている可能性がある。接し方には工夫が必要かもしれない」
 
先生「癇癪を起こした時はほどよく無視して、おさまるのをまつやり方はいいと思う。間違ってない。場面転換してしまうのも1つの手だよ。」
 
先生「癇癪の様子も見せてもらったけど、これではお母さんも大変だと思う。暑さに苦手なタイプは自閉症の子には多い。時期的におさまるのであれば、期間で薬を使う事を僕は進める」
 
先生のアドバイスを、私は頷きながら聞いていました。
 
 
薬を使うことに抵抗のあるかたは多いのではないでしょうか。
ましてや、精神のお薬。
 
 
 
 
私はそれほど、ためらいがなかったです。
 
 
 
祖母で薬の処方は経験があったから…
 
祖母には認知症を発症していました。
お薬は認知症の方に処方するものと、自閉症の興奮を押さえるお薬は一緒です。
 
徘徊がひどかったときに、処方していただきましたが。完全に徘徊がなくなるわけではなかったです。少し減ったかな~というぐらいでした。
それを見ていたので、それほどの効果は期待はしていませんでした。
少し癇癪が減ったらいいなぁ…っというぐらいに考えていました。
 
 
先生「今は癇癪、大変だと思うけど。色んな患者さんを診てきてるけど、癇癪がある子の方が伸びる可能性が僕はあると思ってるんだ。色んな事を吸収して対応しようと本人も頑張っているんだ。今はお母さんもしんどいと思うけど、薬の力もかりて乗り越えて」
 
 
お薬の処方箋をもらい、病院を後にしました。
 
 
少し、話も聞いてもらい気持ちが楽になりました。
 
 
 
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次は、お薬を処方してみての様子をお伝え出来たらと思いますニコ