タイトルのとおりですが…アラジンが迷子になった日のお話を…ショック

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  週末は以前にもお話したと思いますが、パパはお仕事でいません。
  基本一人で見ないといけないわけで…しょんぼり
 週末はぐったりですチーン

  療育園がない日は、土日に運動療育を入れてます。付き添いで一時間なのでDASH!
あとの時間は、何をして過ごそうかとえー?毎週悩んでます。
  家にいると大体がご機嫌を損ねて、キーキーとなるのでほぼお出掛け。
  私の実家に行って、過ごしたりもするのですが…激甘なおばあちゃんがいるのであせる
これまた子育ての事で、私とケンカになったりでアセアセ
毎回というのも、お互いによくないのもありまして…。

  
その日も前日からお出掛け場所を考え、水族館に行くことにうお座ハート
夏休みということもあり、水族館はすごい人あせるゆっくり鑑賞することは、出来ませんでしたがうーんお出掛けは大好きなアラジン。終始ご機嫌で、楽しめました音符

遅くなったので、
ママ「夕食はガストでとろうか~ねー
聞いてないとは思いながらも、アラジンに話しかけてみる。
やっぱり、知らんぷり➰(笑)
でも、賢くお出掛けできたのでにやりご機嫌の私。

電車を降りて、ご飯食べてニコニコで帰るつもりだったのに…

改札を出た途端…

自動販売機へ一目散走る人DASH!

ママ「またか…しょんぼり

一時はなくなっていた、自販機へのこだわりが最近また加熱メラメラ
自販機があるたびに、立ち止まるアラジン。
イライラしてしまいますイラッ

ママ「おいていくよ~」
少し先を歩いて、アラジンを待ちます。
いつもは、おいて行かれたらいけないと思い後からついてきます。
しかし、その日はいっこうに来ませんむかっむかっむかっ

アラジン「はっはー」
変な叫び声をあげるアラジンあせる

まったくパンチ!思いながら、自販機のところへ行くと…


いない…

ママ「………」


いない…
アラジンがいない

もうひとつの近くの自販機を見る
いませんアセアセ

すぐに改札にいき、駅員さんに聞いてみる。

ママ「子供が改札を一人で通りませんでしたか?」
駅員「通ってませんよ」

でも、もしかしたらと思いホーム内を探す。
しかし、全くいません。

嫌な予感だけがよぎりますダウン

もしかしたら、ガストに行った?
ガストに探しに行くがいません。

もしかしたら、私の姉の家の方向へ行った?
駅の外にもいません。

時間だけが過ぎていきます。

一人では無理だ…
一緒に探してもらわないと
自分の実家に電話をします。
間が悪くなかなか繋がりません。

もしかしたら、車にぶつかってるかもしれない…

どうしよう…

どうしよう…

どうすることもできなくて、もう一度駅を探すことに。
改札で事情を話す。
子供に障害があり、迷子になってることを伝え見つけたら連絡が欲しいと駅員さんに頼むが

駅員「放送流すことは出来ますが、ここでは探すことは出来ません。警察に行ってください」

冷たい返答だと思いましたが、電車の業務が
お仕事。
これ以上は頼めない事が分かり、近くの交番へ走ることにアセアセ

交番へ急いで入る私。
婦警さんが二人がいました。

ママ「すいませんあせるあの、子供が迷子になっていて

婦警さん「まず、お名前とご住所お伺いしていいですか?」
 
住所、名前と記入していきますが、気持ちが焦って字が震えていました。

こうしてる間に…
アラジンが…

言うこと全然聞いてくれないから…私がアラジンをいらないと思ったからいなくなった??
どうしよう…
悪いことばかり考えがまわります。

はぐれた状況、年齢など聞かれ答えます。
気が動転していて、今日着ていた服装がどうしても思い出せませんアセアセ

以前アラジンが軽い怪我をした時に、パパに電話をしたら電話
仕事中に、非常識だと言われた事があったのでしょんぼり
一瞬連絡をするか迷いましたが、さすがに警察沙汰になっているのでパパにも連絡。

ママ「仕事中ごめん…アラジンが駅でいなくなった」

パパ「えーアセアセ

ママ「絶対、人について行くことはないと思うけど…駅の外に出てたら、交通量の多いところだから。もしかしたら、事故に合うかも…」

パパ「たぶん、周辺の自販機を触ってるんだろうけど…」

ママ「死んだから、私のせいだわ」
パパ「最近のアラジンの様子を見ていたらな…誰も責めないよ」

ママ「…また何かあったら電話する」
一旦電話を切る。

このところ全く話を聞かず、勝手に走っていくことが多かったアラジン。


ため息をつき考え込んでいると、ベテランの警察官が帰って来られました。
私の話を詳しく、聞いてくれました。
するとしばらく沈黙の後…

警察官「駅に探しにいってみますんで、少しここではお母さんには待っててもらいましょうか」

ママ「ほんと、ご迷惑お掛けします…えーん


プルルル…電話

しばらくすると交番に連絡が。
婦警さん「見つかった!?すぐに向かいます
         「お母さん、駅にいたそうです」

ほっと肩をなでおろす私。
本当、よかった…

急いで駅に向かいます。
私が怖い顔をしていたからかイラッ

婦警さん「見つかって良かったですね。怒らないであげて下さいね」

そうだ、怒っても仕方がない。目を離した私が悪い…っという気持ちと、
どうしてちゃんと、言うことを聞いてくれないのか…っと2つの気持ちが交錯していました。

そうこう、考えているうちに駅の改札へ到着。アラジンの姿を見つけました。

その姿をと言うと…
泣きもせずに笑っています。
駅員さん「ホームを走り回っていたよ」
         「ほら、お母さん来たよ」

アラジンは私の姿に気がつきます。
私の元へ走ってきたかと思うと…

私からすり抜け、自販機へ走って行きます。
またボタン押しに夢中になっています。

その姿に周りにいてくれた皆さん、言葉を失っていましたポーン
きっと健常な子なら、泣いて…
泣いてお母さんにしがみつくでしょう。

私も落胆しましたが、これが障害なのだな…とあらためて実感。
怒っても仕方がないことだと思い、

ママ「離れたらママがいなくなるんだよ。危ないからね」
その言葉だけを伝えました。

駅員さん、警察官に謝り駅を後にします。

ママ「ほんとご迷惑をおかけしました。これからは、目を離さないよう気をつけます」
警察官「ママと離れちゃだめだよ」
知らんぷりのアラジン。
警察官がアラジンに手を振ってくれます。

手をひらひらとふるアラジン。
もう一度頭を下げ、駅の外へ出ました。 

疲れた…

目の前を見ると、心配して来てくれた私の母と父がいました。
瞬間、緊張の糸が切れて涙が出そうになりました。

父「ママと離れたらダメやろ!心配させて」
母「今日は家でご飯食べて帰ったら」

母が乗ってきた自転車に、アラジンをのせて実家まで歩くことに。
疲れ果てて、心あらずの私…

自閉症で多動のあるこは、0.5秒目を離してはいけないっと本で読んだことがありました。
この日の事は、身をもってそのことを体験した一日。

駅のホームで走り回っていたアラジン…

よく死ななかったなと思います。
想像しただけでゾッとします。

水族館でお土産に、母に買ったストラップ。
そのストラップを私は、自分の携帯へつけました。
この日の教訓を忘れないために……