1歳半検診前日は、聞きたいこと自分なりに頭で整理していました。

一番気になること…

アラジンは障害があるのではないか…

ちゃんと聞けるだろうかと、不安を抱きながら当日をむかえました。


検査の会場では、慣れない検査で泣いてるお子さんも多くいました。

「ママ~~笑い泣き
言葉が出掛けている子が多く。泣いていても、親を呼ぶ声がしていました。

アラジンはこの頃から、過敏もあったのでアセアセ
歯科検診などでは、すごい力で暴れでアセアセ看護婦さんに押さえてもらい、何とか見てもらえる状態。

先生「すごい力だなぁ~イラッ
呆れ顔の先生…
私も必死で…変な汗をかいてましたアセアセ

内科検診、眼科検診、身体測定…すべて回り、最後に発達検査がありました。


検査員の先生がアラジンに声を掛けます。

検査員「こんにちは」
アラジンはじーっと検査員の先生を見つめます。

検査員「あらちゃん、この積み木つめるかな?」

積み木を積むことは好きだったアラジン。上手に積んでいきます。
検査員「上手だね~」

検査員「指差しはできますか?」
パネルには、動物やハサミなどがイラストがのっていました。

ママ「指差しが出ていないので、出来ないと思います」

検査員「まだ、この年齢では出来ない子もいますからね」
     「気になることはありますか?」
ママ「……」
パパ「聞いとかないと」

ママ心の中(様子を見てていいの…?今日の検診では分からないのかな…)    

腑に落ちない、不安そうな私の顔を見てか
検査員「のちほど、別室で相談をうけているのでよかったらどうですか?」

ママ「お願いします」     

別室に案内されました。
扉を開けると、中には数人の若い職員の方が。心理士の先生や区役所の発達相談をしている方たちでした。

おもちゃなどが置いてあり、楽しそうな雰囲気。
アラジンは、おもちゃに向かって一目散に走っていきました。

その後ろから呼ばれます。


アラジンは名前を呼ばれた方へ顔を向けました。

これも1つのチェックだったのです。

職員「ちゃんとこちらを見ましたね」
   「聞く力はついてますよ」

ママ「言葉の遅れも気になっていて」       
    「私は自閉症を疑っていて…」
職員「まだ月齢も小さいので。診断は出ないと思いますよ。」
     「区役所の隣で発達相談の教室をしているのですが、そこに通われてみるのはどうですか?」

一枚のプリントを、職員から手渡されました。
目を通すと、発達の遅れのある幼児対象の教室の案内でした。

職員「一度、こちらの相談所に行ってもらってからの予約になります」
    「専門の方もいますので」
    「予約されますか?」

ママ心の中(専門の方がいるなら、聞いてみたい…)

ママ「予約お願いします」

相談室に行けば、何か分かるかもしれない。
この不安がはれるかもしれない…
予約の日が待ち遠しかったです。