お盆明けの週末、レジャーで水遊びを満喫された方は多いのではないでしょうか。


4歳の息子、2歳の娘も屋外プールで大はしゃぎでしたが、実は東京の週末にプールに行くのは、少しためらいがありました。



その訳は天気は晴れで日差しが強いのですが、最高気温が27度程度と、秋を感じる気候。そして、おそらくプールの水温は29度位と、外気と水温の逆転が予想されたからです。



息子は大人用プールで肩まで浸かって、主人と遊べますが、2歳の娘は浅い子供用プール。上半身が濡れた状態で外気に触れて、あっという間に体温が奪われしまったよう




慌ててプールサイドで身体を乾かし、温かいうどんなどを食べさせましたが、娘はグズって食べてくれない。体温計を貸してもらいましたが、娘は36.0度で体温が平熱よりも低いなという印象くらい。試しに測ったら息子は36.2度。息子は元気そのもので、娘はなんだかぐったり。




体温計は身体の表面の温度なので、これは症状から軽度の低体温症だと判断し、早々に引き上げすぐ抱っこ紐で身体を密着させながら、寝かせつけ。それから、珍しく長い昼寝をしました。




でも、少し体温が上がっても、汗をかいて、気化熱で体温を奪われ、また身体が冷えてに戻ってしまうのを繰り返し、相変わらず元気がありません。




おしっこの出方を見ながら、脱水症状になっていないのを確認して、いつもより温度を高めにしたお風呂につからせてみると



私自身びっくりする程みるみる元気になってきました。



最後は歌を歌いながらお風呂で遊んでるし!



ただ、ここで湯冷めしたら元も子もないのでドライヤーもいつもより念入りにかけ、寝汗をかいたら、すぐ着替えを繰り返し、やっと平熱に戻りました。




幼児は体温調節のシステムがまだ完成されていないので、今回のように熱産生が上手く機能しないことがあります。



ラッシュガードはUVには有効ですが、濡れたまま外気に当たり体温が奪われないよう、プールからあがったら直ぐに脱ぎ身体をすぐ拭くなど気をつけた方がいいかもしれません。



天気予報をよく確認しながら、危険を感じたら思い切って早めに撤退することも、親の判断です。



気温が変わりやすい、夏休み終盤、熱中症だけでなく水遊びの後の低体温症にも気をつけください。