沖縄県以外の方には馴染みがないかもしれませんが、
今日6月23日は沖縄戦が終結したとされる『慰霊の日』で私達、沖縄県民にとってはとても大切な日です。
沖縄戦での戦死者はおよそ20万人
その半数以上が一般の県民でした。
私の母方の叔父や祖父も沖縄戦の犠牲者で祖母はひめゆり部隊の一員でした。
当時、医学部6年生だった父方の叔父は卒業を前倒しされ、
医師となって一度も宮古島へ帰る事はなく家族に会う事なく、
軍医としてフィリピンの先ソロモン諸島で戦死しました。
24歳という若さで戦死した叔父を思うと言葉になりません。
多くの家族に深い悲しみを与え
そして運命を変えてしまった戦争。
この戦争にいったいどんな意味があったのでしょうか？
沖縄戦終結から今日で69年経ちますが、基地問題はなにも解決できておらず、今だに世界では戦争をしている国がたくさんあります。
平和な日本に生まれた私達ができる事は、戦争で犠牲になってしまった多くの方の事を忘れずに、
祖母や両親が私にしてくれたように
戦争を知らない子供たちへと語り継いでいく事だと思います。