11日はプロレスラー小橋健太選手の引退試合が日本武道館で行われました。
自分はスカパーでの観戦でしたが、ファイナルバーニングと題して行われたこの大会は、17000人を超えるファンが武道館へ詰めかけました。
プロレスリングノアを中心に、全日本プロレス、新日本プロレス、フリーの選手達と、多くの選手達が参戦していて様々な試合が組まれていて、小橋選手の人柄が現れているような大会でした。
全試合見所満載の試合ばかりでしたが、やはりメインの小橋選手の引退試合が素晴らしくて、その他の試合が霞んでしまいました。
まぁあくまでも小橋選手の大会なので当然といえば当然ですが・・・
メインの対戦カードは
小橋健太、武藤敬司、秋山準、佐々木健介
vs
KENTA、潮崎豪、金丸義信、マイバッハ谷口
という、豪華な⒏人タッグマッチでした。
小橋選手のパートナーは、名勝負を繰り広げてきたライバル達。
対戦相手は付き人を務めてきた後輩達。
まさに、小橋健太というレスラーが最後に試合をするにはこの他には無いだろうともいえるカードでした。
試合タイムは39分59秒という激闘でした。
小橋選手の遺伝子を受け継ぐKENTA、潮崎豪、金丸義信、マイバッハ谷口は小橋選手との試合を惜しむように、そして最後に技を刻み込むように試合をしていたし、パートナーの武藤敬司、秋山準、佐々木健介は、できるだけ小橋選手を惹きたてるように試合をしていたので、小橋選手が約3分の2は試合に出ていたのではないかと思われるぐらいの勇姿を最後に見せてくれました。
そして最後はムーンサルトプレスで試合を締めくくりました。
小橋選手の引退の理由は小橋健太らしいプロレスが続けられなくなった事と、三沢さんのような悲劇を繰り返してはいけないというものでした。
首の負傷を抱える小橋選手の状態では試合でまた同じような事がおきないとは言い切れない、三沢さんがそれを示してくれたのに同じことを繰り返してはいけないというう事が小橋選手の中にあったようです。
でもあと1試合ファンのため、プロレス界のために、そして自分のために最後のリングをおきました。
最後試合が終わると会場のあちこちに涙を流すファン、最後の勇姿をカメラに撮ろうとするファンが多く観られました。
奥様とお母様から記念品と花を送られました。
そして最後のリング上でのインタビュー。
そして最後は花道を引き上げる小橋選手を大小橋コールが送られました。
実況のアナウンサーも涙で実況ができない状況でした。
こんなにも素晴らしい引退試合はめったに見られないそんな引退試合だったと思います。
自分も最初から最後までTVに釘付けでした。
小橋選手お疲れ様でした。