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あらすじ道-幻想物語

物語の基礎となるあらすじを書いているブログです。

あるところにオネエがいました。

 

とっても綺麗でオネエには見えないオカマ。

 

綺麗だけど男のような性格をしたオネエ。

 

見た目は男だけど女らしいオネエ。

 

完全に男でどちらかというと醜男のオカマ。

 

オネエらしい男。

 

 

 

ある日、普通の男がこのアパートに訪れました。

 

このアパートの名は鎮魂館。

 

魂を鎮める館…。

 

当初、男はこのアパートに来たことを後悔するが、後にこう日記に記しています。

 

「このアパートに来たことは後悔したこともあった。しかし、このアパート無くして今の俺は語れなくなった」

 

男は勉強の一環として日記をつけているみたいです。

 

 

 

ここのアパートにいるオネエ及びオカマが、一体彼の何を変えたというのでしょうか…。

 

 

 

…………

 

(音が無い…)

 

(なんで音が無いんだろう)

 

(声は)んっ(出そうだけど、出して良いのか)

 

物音ひとつしない疑問は残るが、まわりの状況を確認した。

 

物音ひとつしないような状況じゃない。

 

いつもどおりに世界は動いていそうだ。

 

物音ひとつしない以外は…。

 

声は出そうな気がするが、出していいかどうかもわからない。

 

出した途端にどうなるかが怖い。

 

音さえしないのだから歩くのにお気をつけなければならないはずだが。

 

歩いてみると音がしなくなった理由が半分わかった気がした。

 

音が吸い込まれているように「音が出ない」のだ。

 

声も出ないのではなく音が吸い込まれてるので聞こえないだけのようだ。

 

 

 

 

いろいろわかりかけてきたけど、ひとつだけ大きな疑問がある。

 

(なんでこうなった?)

 

これが最大の疑問だ。

 

 

 

この際、音が出ないことを追求しても仕方がない。

 

こんな世界になった理由を探りに行こうか。

 

音もしないので迷惑がられることもない。

 

だが、無音になったことで自分に危険が増えたことも確かだ。

 

車が通ってきてもわからない。

 

誰かが叫んでも声は届かない。

 

そして、誰かがいなくなってもわからない…。

 

 

 

場所は新宿。

 

梅雨の時期、太陽が顔を出したばかりの朝露が残る早朝。

 

毎日の日課である散歩をしに新宿中央公園に来た。

 

ここで事件に遭遇した。

 

当たり前だが見回しても誰もいない。

 

第一発見者となってしまったようだ。

 

俺はハードボイルドオタク。

 

どうやらこの事件に関わってしまったようだ。

 

とりあえず警察に通報しよう。

 

 

 

 

警察が到着する前に現場を荒らさないように少し調べておくか。

 

 

 

 

謎が残るが後は警察に引き渡そう。

 

思案しながらタバコに火をつけた。

 

ハードボイルド=タバコという図式は後々まで引っ張るだろう。

 

この新宿中央公園にはもう少し調べておいたほうが良いかもしれないな。

 

梅雨時期にはあれが残りやすいから。

 

 

 

 

後は時期だけか…。

時は西暦でいうところの4025年

 

人類は一度92%が死滅し、生き残った人たちだけで現在の生活まで技術を発展させてきた。

 

約2000年前の技術よりも数レベル高い技術力だ。

 

それはこの星以外の知的生命体の援助があればこその技術革新であった。

 

しかしここに来て今暮らしている人類の生体に異変が起きていた。

 

体躯サイズが小さくなってきているのだ。

 

生体の異変に技術を追いかけさせるにしても異変の速度が早すぎるのだ。

 

人類は巨人と小人の2種類にわけられる程に違いが有る。

 

さて、どうしたものか。

 

 

 

 

 

 

この星以外の知的生命体達からはなにも聞いていない。

 

真実を知るためには現在の技術の核心に迫らなければならないようだ。

 

少し探ってみよう。

 

 

 

 

 

 

彼らは我々人類を実験台としてしか見ていないようだ。

 

どうやら技術を得るために見返りを要求していたようだ。

 

そして人類の指導者たちはそれを知っていた節がある。

 

何のための実験台なのか。

 

相手を知る必要があるが、現在の技術で彼らのすべてを知ることが出来るだろうか。

 

 

 

 

 

 

知らなければ良かった。

 

そして知ってしまったからには、それを阻止するしか無いようだ。

 

出来るかできないかじゃない。

 

やるしかないのだ…。

 

 

俺はいつものように愛車へと向かい乗り込んだ。

そしていつものようにエンジンをかけるためにキーを回した。

心地いいエンジンの始動した瞬間だ。

この瞬間こそ、車で出かけるための儀式みたいなものだと実感させてくれる。

しかし、いつもと同じだったのはここまでだった。

一瞬意識が遠のいたのがわかったが、そこは毎日運転していたものの習性というものななか意識を取り戻すことに集中した。

気を取り直して前を向き…。

なに?ここはどこだ?

普段見慣れた風景が目の前に広がっていると思っていた。

しかし目の絵の風景には見覚えはない。

それどころか「何だここは?」というほど現代ではないというのが理解できるほど見慣れない風景だった。

フロントウィンドウ越しに見える風景は、どう頑張ってこじつけても現代ではない「古代」である。

草木が生い茂り、どう考えても身の丈を超える大きな雑草?

考えもまとまらないうちに俺は車外へ飛び出した。





車外へ出た俺は、再び大きいショックを受けた。

周囲は雑草と呼ぶにふさわしい草木が生い茂り、向こう?が見えない。

妙な匂いもする。

何の匂いかわからない。

しかし気になる方向へと足を進めた。





開けた土地へ出たのであたりを見回すことが出来た。

そこは「古代」だと思っていたが、どうやら古代ではなさそうだ。

見わたせるその場所から見える風景は、紛れもなく現代のようだった。

いや、現代よりも進化しているように見えた…。


戻らなければ…。

俺の居た場所へ戻らなければ。




思ったとおり、ここは俺の知っている現代よりも進んだテクノロジーが有るようだ。

ならば俺のいた現代へ戻れる方法も有るはず。

その方法を探しているうちに…