http://www.isuresults.com/results/gpcan2010/CAT001RS.HTM


小田信成選手、素晴らしいできでした。上位は大体予想通りでしたが、パトリックちゃん選手が転倒3回と以外でしたが内容はさすがです。

織田選手のジャンプのランディングの軽やかさは、まるで引力の少ない月面でやっているのかと思わせるような世界一のランディングです。後はフリーでの4回転で、NHK杯では3人が全員飛んでいますから、織田選手も負けていられません。

昨年もグランプリシリーズの頃は好調でオリンピックが楽しみであったのですが意外に振るわず、世界選手権はがたがたでした。きっと私的なことで悩みがあったのでしょう。今年はすっきりした気分で昨年の分も取り返したいところです。

南里選手もなかなかのできでした。昨年はヘルニアのため、演技も痛々しい感じでしたが、今日見た感じではかなり復調しています。南里選手も是非4回転をお願いします。


http://www.isuresults.com/results/gpcan2010/CAT002RS.HTM


女子はまだ映像は見ていませんが、今井選手が6位、村主選手が8位となりました。今井選手は健闘といえるかもしれませんが、村主選手はもう少しがんばってほしいものです。フリーに期待しましょう。

村主選手は1980年12月生まれですからもうじき30歳になります。アイスダンスやペアの選手の中にはかなり年齢の高い選手がいますが、シングルの選手の中では大ベテランになるのではないでしょうか。

現在は就職して社員選手のようですが、ほかのスポーツでは普通ですが、フィギュアスケートでは少ないようです。南里選手などもそうです。

村主選手は現在佐藤紀子コーチの下で練習しているそうですが、この佐藤コーチは久美子コーチとは別人で、もとアイスダンスの選手でした。サラエボオリンピックに出場し、日本のアイスダンスの一時代を作った選手です。

村主選手はソチオリンピックを目指すそうですが、その頃は33歳になるわけですから、もしオリンピック出場がなれば、村上佳奈子選手などから見れば親子とまでは行かないまでもかなりの年齢差となります。

オリンピック出場となるとかなり苦しいと思いますが、本人もそんなことは、充分承知であろうと思います。それでも情熱を失わず挑戦する姿勢には感心します。

昨年のグランプリシリーズは4位と7位でしたから、是非これ以上の成績を期待したいと思います。

NHK杯の浅田真央選手のフリーもエキシビションも素晴らしかったです。清楚で気品さえ感じられました。これをオリンピックでやっていたらキムヨナ選手に負けなかったのにと残念です。

NHK杯は確かにジャンプはほとんど決まらなかったため、そればかり取り上げられがちですが、ジャンプ以外ではこれぞ浅田真央という素晴らしいものでした。

浅田真央選手のイメージはシックで清楚な「月」ですから、昨シーズンの奇をてらったようなものは合わないのです。オリンピックのような大舞台こそ一番イメージに合っているものにすべきだったのです。昨シーズン私も何度かここで取り上げ疑問を述べましたが、真央ファンにたたかれました。タラソワのコーチとしても振付師としても疑問を述べましたが、真央ファンはただただ素晴らしいこれに疑問を投げるようなやつはやっつけろというような雰囲気でした。要するに真央ファンは浅田選手がやっていさえすれば何でも素晴らしいということなのでしょう。私はフィギュアスケートファンですが、個人的には特に浅田選手のファンというわけではないですが、それだけに真央ファンよりも冷静に見られる面もあります。

やはり選曲や振り付けは個人の雰囲気やイメージにあったものが一番美しくきれいに見えるものなのです。ローリーニコル氏は良く浅田選手の本質を見抜いています。以前にも月の光という素晴らしいナンバーがありました。これぞ浅田真央という名作品でしたが、今シーズンの愛の夢もそれに劣らぬ、いや年齢を重ねただけ有って更に雰囲気を出しています。

オリンピックのキムヨナ選手の007は本当に同選手の本質をつかんだ素晴らしいもので、敵ながら天晴れ、これではあの浅田選手のナンバーでは勝ち目がないと思いましたが、その通りの結果になってしまいました。

ジャンプはタイミングをつかむのには時間がかかるでしょう。ひょっとしたら今シーズンは世界選手権にも間に合わないかもしれませんが、ソチオリンピックを見据えた長い目で見ていきましょう。キムヨナ選手も今後現役を続けるのかわかりませんが、あれだけ同選手の本質を引き出してくれたオーサーコーチを切ったのでは、もはやあれだけの高得点は望めないでしょう。今後の浅田選手の敵はキムヨナではなく、これから伸びてくる若い選手、長洲未来選手や、村上佳奈子選手などではないでしょうか。


この大会には村主章枝選手、今井遥選手という大ベテランと新人が出場しますが、外国の選手もベテランと若手が多いです。

私が見たところほかの大会に比べると、強力な選手は見当たらないように思いますが、シンシアファヌーフ選手、セニアマカロバ選手が上位でしょうか。

マカロバ選手は力をつけているのでここでは中心になるでしょう。

村主選手は以前の力を発揮すれば表彰台のチャンスですが。今井選手も村上選手の活躍を見て負けてはいられません。シニアで自分の位置を確保したいところです。できたら村主選手や、アリッサシズニー選手の上位を期待したいところですが。

澤田選手、水津選手、石川選手、西野選手など、中堅選手が伸び悩んでいる今、是非浅田、村上選手に続く選手に育ってほしいものです。

NHK杯が終わると、もう次のカナダ大会と忙しくなってきます。

日本選手は男子が南里康晴選手、小田信成選手が出場します。

力は地元カナダのパトリックチャン選手と織田選手の争いでしょうか。アダムリッポン選手、ケビンレイノルズ選手も強く、それにジュニア上がりの若い選手たちも、侮れません。

最近織田選手をあまり見ていないので、どの程度調整してきたのか良くわかりません。オリンピックは今ひとつ、世界選手権はがたがたになってしまいましたが、どうも個人的な問題もあり、集中できなかったのではないでしょうか。今年はそれを取り戻すためにも勝負の年のように思います。

南里選手も腰痛のため精彩がありませんでしたが、今年あたり選手生命をかけてくるのではないでしょうか。最後の花を咲かせてほしいものです。