四大陸選手権大会は、日本は男女とも2位に終わりました。よくがんばったか残念であったのかは微妙なところではありますが、現状では順当なところかもしれません。
男子はパトリックチャン選手の1位は不動のように思われていたので、高橋選手の2位は仕方がないところかもしれません。ただ、チャン選手に圧勝させてしまったのは残念です。現地の練習のときから高橋選手はジャンプがよくなかったようで、一方チャン選手はすばらしい動きでこれを負かせるのは至難のような気もします。しかしはじめから負けを認めていても仕方がなく、世界選手権では接戦に持ち込んでほしいものです。
やはり小塚選手や、羽生選手がいないと無良選手や町田選手では上位は難しかったかもしれません。ショートで2人は大善戦し、ひょっとしたらと期待も抱かせましたが、やはり残念な結果になりました。やはり上位に入るにはショート、フリーともそろえられることが、一流選手の条件でしょう。しかし力は証明されたようなので、今後に期待しましょう。
女子は浅田選手が2位となり残念です。1位のアシュリーワグナー選手はすばらしい出来で、浅田選手が後の出番であったのもあせりにつながったかもしれません。
しかし冷静に内容を比較すると、浅田選手はジャンプが決まらなかっただけではなく、ほかの要素や、表現でもワグナー選手がよかったように見えました。まだまだ浅田選手は3Aこそ決まりましたが、本調子にはほど遠かったように思います。3-3ジャンプもアイスショーでは3LOを後につけたものを飛んでいたのに、試合ではショートフリーともやりませんでした。ヤギ〇マサンや、ア〇カワサンは悪くは言いませんが、うっかりしたことをいうとマオファンにたたかれひどい目にあうからでしょう。
あまり3Aにこだわりすぎるのも考え物で、ほかの要素がおろそかになってはいけません。順位は何位であろうと、満足できる内容であったらよいというようなことも聞きましたが、やはりスポーツは順位が第一で、もっと内容よりも勝つことににこだわってほしいものです。ちょっと負け惜しみのところもあったかもしれませんが。
村上佳菜子選手は、ショートではすばらしくよい出来で、浅田選手を上回ったかとまで思わせましたが、やはりフリーでは崩れ、今シーズンの流れから変わることはありませんでした。しかし、私は心配はしていません。まだ若いですからショートを見てもわかるとおり、今に世界を制する選手に育つのは間違いないと思っています。長い目で見てゆきましょう。
今井選手はやはりちょっと線が細い気がします。動きはとても美しいのですが、もっと迫力がほしいように思います。このままでは現状より上位に行くのは難しいような気もします。まだ若いですからもう一皮向けてほしいものです。
それにしても女子のアメリカ勢は層が厚いです。近年レイチェルフラット選手、アリッサシズニー選手、長洲未来選手など次々に刺客を放ってきますが、ついにアシュリーワグナー選手にしてやられました。ぜひ世界選手権では浅田選手が借りを返してほしいものです。