ゴルフを愛する皆さん、お元気でいらっしゃいますか?
今日のお題は、2024年3月中旬にラウンドしました、英国北西部にある超名門リンクス ゴルフコース『WALLASEY GOLF CLUB』について書いて参ります。スコアカードには、ゴルフ場の名前とステーブルフォード誕生の場所という説明が入っています。
ウォラシー ゴルフ場は、リバプール対岸のマージーサイドの海岸線沿いにあります。マンチェスターからは、高速道路M56からM53に乗り換えて北上します。50マイル(80キロ)約1時間の道のりです。
ウォラシー ゴルフ場のレイアウトは、前半OUT9ホールがミドルパー4は5つ、ロングパー5は2つ、ショートパー3が2つ、3187ヤード、パー36。後半IN9ホールがミドルパー4は5つ、ロングパー5は2つ、ショートパー3が2つ、3092ヤード、パー36。合計6279ヤード、パー72のセッティングです。
ウォラシー ゴルフ場はオールド・トム・モリス氏によって設計され、1891年にオープンしました。
1930年、ボビー・ジョーンズがグランドスラムの一環として近くのロイヤル・リバプール ゴルフ場(ホイレイク)で開催された全英オープン選手権への出場権を獲得したのは有名な話です。ボビー・ジョーンズの 肖像画は署名され、クラブハウスに誇らしげに展示されています。その後、フランク・バーニー・ゴートン・ステーブルフォード博士によって、ステーブルフォードのスコアリングシステムが1931年に開発されてから今日に至っております。
1番ホール、ミドルパー4、359ヤード、インデックス13のコースからゲーム開始です。
さあ、いざ出陣です。
この日はゴルフ場に到着するまで、ザーザー振りのひどい雨が降っていましたが、プレー時間になる直前に雨が止みました。
我々は、本当にラッキーですね。
2番ホール、ミドルパー4、441ヤード、インデックス5のコースです。
ステーブルフォード博士は、このホールでステーブルフォード方式のスコアリングシステムを完成させました。手ごわいコースですが、フェアウェイバンカー向かってしっかりとドライバーショットを放つ必要があります。更にフェアウェイ中央にも大きなバンカーが配置されているので要注意ですね。
フェアフェイからグリーンを狙ってのアプローチショットを放ちます。ナイスショットで、見事にグリーンを捕らえましたね
2番ホールグリーン上の様子です。
3番ホール、ミドルパー4、360ヤード、インデックス7のコースです。
グリーンは、小山の上にありますので、外してしまうと坂を下って落ちてしまうので要注意ですね。
高台のグリーンからリバプール側の景色が良く見えます。
4番ホールに到着すると目の前に海岸線の素晴らしい景色が飛び込んできます。
4番ホール、ロングパー5、512ヤード、インデックス1の超難関コースです。 穏やかな日であれば、それほど難しいコースでは無い様ですがこの場所では穏やかな日はめったに無いそうです。ティーショットとフェアウェイウッド共に良いショットを放つことが出来れば、ショートアイアンでバンカーに守られた小さなグリーンを狙っていけますね。
皆さんのティーショットを一気にご覧ください。
ナイスショット
17番ホールとの境界は、左側にあるマウンドです。
6番ホール、ミドルパー4、338ヤード。インデックス13のコースです。
タフなティーショットが待っています。コース右側は、フェンスになっていて、スライスするとOBになります。正面のブッシュを超えてフェアウェイまで飛ばしますが、コース左側256ヤード付近には、ウェアウェイバンカーが待ち受けていますので、要注意ですね。 バンカーをうまく回避すると、グリーンへは、短いアプローチショットが残ります。
8番ホール、ミドルパー4、338ヤード。インデックス13のコースです。
コース右側は、ドライビングレンジがあり、OBになっていますので、これを回避する為に、ストレートなドライバーショットが必要となります。
右 ドッグレッグのコーナーにあるバンカーの手前に留まり、トリッキーなグリーン向かってのアプローチショットがを残ります。
グリーンに向かってのアプローチショットです。
今日のラウンドもマットプレーです。
前半最終9番ホール、ショートパー3、137ヤード、インデックス17のコースです。ボビー・ジョーンズ氏を偲んで記念の銘板を探してみてくださいね。夏のティーグラウンドは、少し高台の場所にありますが、今日は、その場所から更に右側のフラットの場所にティグラウンドが設定されていました。
10番ホール、ミドルパー4、343ヤード。インデックス8のコースです。
ティーショットは、ほぼ直角に曲がる所にある小山を超える必要があります。 高原グリーンを狙うアプローチショットでは、短いクラブを選択するのは、危険です。グリーンに届かないとトリッキーなアプローチショットが残ってしまいますね。
ところが、高原グリーンは、山の上にあるので、アプローチショットでの狙いどころと距離感が本当に難しいですよね。
ボールがグリーンに届かなくても、奥に飛んでしまっても、どのみち痛い目にあいますね。
11番ホール、ミドルパー4、343ヤード。インデックス8のコースです。ティーグラウンドとグリーンから素晴らしい景色を楽しむことが出来るコースです。セカンドショットでは、クラブの番手を長めにするのが良いようです。隆起したグリーンまで届かないとラフやバンカーに落ちてしまう可能性が十分にあります。
続く12番ホールと16番ホールとの分岐点に到着しました。
わかりやすい表示がありますね。イイですね。
12番ホールは、左側に曲がって進んでいきます。
12番ホール、ショートパー3、138ヤード。インデックス18のコースです。
クラシックなショートパー3で、1891年当初からほとんど変わっていません。5つのバンカーに囲まれた小さなグリーンで、横風の中では、難しいターゲットになっています。 高台からの打ち下しとなり、眺めも素晴らしいコースです。
15番ホールを終了し、11番グリーンの左側の分岐点まで戻ってきました。今回は16番ホール側に移動します。
海岸線から距離がありますが、高台にいるので海の様子がわかりますね。
暫く歩いていきますと16番のティーグラウンドに到着します。
16番ホール、ショートパー3、193ヤード。インデックス18のコースです。 グリーン手前や左側は、下り坂になっている為に、ティーショットがキャリーでグリーンに届かないと、グリーンオンが出来ませんね。トリッキーなホールですね。
グリーンの景色です。
17番ホール、ミドルパー4、448ヤード、インデックス4のコースです。
最終18番ホール、360ヤード、ミドルパー4、インデックス10のコースです。丘の上から長いキャリーショットを放つのか、或いは、左の短いティーグラウンドからティーショットを放つのか選択するフィニッシュホールです。 セカンドショットは、グリーン手前と右側に配備されたバンカーに守られた大きなグリーンへのセミブラインドショットになります。
後半17番ホールから再び雨が降ってきましたが、最後の力を
振り絞って、18番最後のドライバーショットを放ちます。
立派なクラブハウスが目の前まで近づいてきました。
残り僅かになりましたが、最後までプレーを楽しみましょう
グリーン手前のバンカーショット。ナイスショットで一発で仕留めました。
無事に18ホール終了です。 今日のラウンドは、雨で中止になるかとおもいましたが、天候も回復して、楽しくラウンドが出来ました。ありがとうございました。
アラシのスコアは、100切りが出来たのでしょうか?
前半戦1番は、ティーショットがボールの頭を叩いてちーぴんスターとです。、それでもリカバリーショットが成功して、ボギーちゃんスタートです。2番から7番までは、パットが冴えて、連続パー様がいらっしゃいました。8番ホールは、ボギーちゃんでしたが、9番ショートパー3もティーショットがグリーンを捕らえてパー様までいらっしゃいました。前半38点で折り返しです。
素晴らしいですね。
後半戦は、10番は、パー様がいらして好発進です。
11番は、グリーンの外からのパターショットの距離が足らずに
結局パターを4回打ってダボちゃんがやってきました。チーン 続く12番ショートは、ボギーちゃん、ロングパー5が続く13番、14番は、パー様がいらして悪い流れを断ち切りました。15番、ショート16番も連続パー様です。
残り17番は、ボギーちゃん、18番は、最後のパットが決まらずダボちゃんとなり、後半は42点、その結果、合計点では80点となり100切りは、成功です。このラウンドは大半のバンカーがGURでしたので、スコアがずいぶん救われましたが、寄せパットが旨くいって、パーが12ケも取れました。出来すぎのラウンドでしたが、今回自身にとってUK最後のリンクスコースのラウンドとなり、良い思い出となりました。日本に戻ってもこのような安定感を維持出来るように練習を続けたいと思います。
アラシブログを最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは、皆さんご機嫌よう! アラシ