孤立・孤独予防のためのソーシャル・キャピタル構築に向けて | 公認心理師への道…遠いけど、まだあきらめてはいない…

公認心理師への道…遠いけど、まだあきらめてはいない…

2022年8月に還暦を迎え、同年6月に結婚30周年を迎えました。
2021年秋から通信大学に3年次編入して、院に進んで、卒業後、公認心理師を受験します。
私の年齢から公認心理師を目指す方のお役に立てるかもしれないから、紆余曲折もあるだろうし記録を残します。

長らく、前回から日が経ってしまいましたが、お約束しておりました、佐藤 嘉倫 プログラムアドバイザー(京都先端科学大学 人文学部 学部長、教授)から学ばせていただいた、

「孤立・孤独予防のためのソーシャル・キャピタル構築に向けて」

について伝えます。

 

ソーシャルキャピタルとは

  人間関係(社会関係)が人々や社会にプラスないしはマイナスの効果があることに着目した概念

  例:健康、メンタルヘルス、大災害からの復興、起業家の利益率、学校の成績、昇進
 

孤立と孤独の違い

  孤立・・・ 社会関係から切り離された(客観的)状態

   どこのコミュニティにも属していないような状態。
    孤独・・・ 孤独を感じる主観的状態(孤独感)

      周りにいつも人がいて輪の中心になっていても、本人は孤独を感じている状態。

         ↓

   見えない孤独、わかりにくい

 

アメリカのホームレスと日本のホームレスの違い

  日本で男性がホームレスになると、家族や友人とは当然のように縁が切れてしまうが、

  アメリカではホームレスになっても、家族や友人と縁が切れることはない?!

  日本では男性が家族を支えるんだという伝統がある←社会的排除

 

ソーシャル・キャピタルの欠如が孤立・孤独の要因の1つであれば、ソーシャル・キャピタルを構築すればいいのではないか、ということになるが、難しい状態

  家族の親密圏が崩壊・・・標準家族の減少(単身世帯の増加、離婚率が高い)

    標準家族の形もかわるのでは?
  地域社会の弱体化・・・町内会や自治会で何となく顔見知りがいたが高齢化で役員も少ない。

 

自助努力には限界があるため、地域社会の活性化が必要で、国の支援も必要

 

意識しなくても予防できる社会になっている

0次予防を目指そう