人間は美しい。
この世界の何よりも。
どんなに綺麗な景色を見たとしても、何も人間には勝てない。
それはなぜか。
儚いからだ。
何よりも儚いから。
みんないつかは死ぬ。
それが頭にあるから、人間は美しいのだ。
不老不死。
死というものが存在しない世界。
私はそんな世界絶対に嫌だ。
死というものが存在するから私たちは全力で生きようとする。
いつどこで誰が死ぬかは分からない。
だからこそ、人間はこの世界を一生懸命に生きる。
何があったって。
悲しいことがあったって辛いことがあったって。
それほど汚れているから私たちは美しいのだ。
トラウマや嫌な記憶を消す機械。
それは本当に必要なのか。
どんなに嫌な記憶だってそれはその人の人生の一部である。
その人を形作る一つである。
嫌なことがあってもいつかは良い記憶に変わる。
そんなの嘘だ。
本当に嫌だったことはいつまでも嫌な記憶のまま私たちの頭の中に住み続ける。
でも、そんな人でも生きている。
どんなに嫌な記憶が残っていても生きているということはそれを越えたということだ。
それほど人間を美しく輝かせるものは無い。
トラウマが無い人間なんていない。
みんな、どこかでトラウマという名の辛い思いをしてきている。
それでも、それと闘いながら生きている。
それが人を何よりも強くする。
車や機械ができて良かったか。
便利になった。暮らしやすくなった。
でもそれは人間からの目線だけではなかろうか。
それらができ、人間が暮らしやすくなったことで地球が壊れてきている。
人間がどんどん新しいものを開発していくたび、環境問題が深刻になってきている。
全て繋がっているのだ。
良いことが起きる裏には必ず悪いことが起きる。
メリットがあるならデメリットが必ずある。
この世は必ずそうなる仕組みになっているのだ。
人生も、この時代も。
だからこそ、何事もよく考えて行動しなければならない。
勢いだけではどうにもならないことばかりだ。
人生は平等だ。
運なんか関係ない。
頑張れば頑張っただけ報われる世界なのだ。
その人は苦労なんかしていないというかもしれない。
でも、絶対にどこかで苦労してきている。
もしくは、これからとっても苦労する。
今楽をしている人は将来どこかで凄く苦労する。
今苦労している人は将来どこかで報われる。
そんな、有り得ない程平等にこの世はできているのだ。
