第四章 誰かのかわり
私は今から二年前
「運命のいたずら」の本当の意味を知る事になった
その日は雪が降るくらい寒い日だった
「受かったよ!!」
「本当?!おめでとう!!」
「ありがとう」
「今から行って写真とろう!家族みんなで」
「え?!恥ずかしいよ・・・しかも!もうすぐでしまっちゃうかも」
「え!じゃあ急がなくちゃね!!」
「えぇ?!ママ?!」
ツーツーツー・・・
「んもう!!勝手なんだから!!!」
でも、その後家族で写真を撮ることも、話す事も出来なくなった・・・
桜坂総合病院
ダダダダダダ!!
「ママ!」
そこには三つ並んだ人間がいた
「ご遺体の確認をお願いいたします」
バタン!
小さな薄暗い地下室みたいな場所で
私は三つの人間と一緒に閉じ込められた
「ママなはず・・・・・無い!!だってさっきまで・・・・」
静かにつまんだ布の下にはしっかりとカメラを握ったママの手があった
「ママ・・・・・・・・・」
私はその日独りぼっちになった
そんな時、渡邉先生と出会った
二年生の初めだった
先生は優しくこう言った
「僕は家族にはなれないが、君の助けになりたい」
「・・・じゃあ!彼氏になってよ!!」
「・・・・・・・・・」
「・・・ほら!!出来もしない事言わないで!!」
「・・・・いや、秘密でいいなら。僕の彼女になってよ」
「!!!」
「一人で抱え込まず、かかわりを作れば君も幸せになる」
「・・・・・・・・」
「今までよくがんばった!!えらいえらい」
頭を撫でられた時
私の心はゆっくりと融けて、染み出し、頬をつたって流れていた
私にとって先生は人生の全て
だって家族と彼氏両方の存在だから
いなくなれば
私は砕け散って二度と元には戻らない
-♪♪♪-
涙をぬぐい携帯を見た
大丈夫だったか?
ごめんな聞かれちゃってo(_ _*)o
でも俺はお前と別れる気は無いから
安心しろv(^-^)v
雄輝
こんなに嬉しくなるメールはこの世には無かった
うん!大丈夫o(^▽^)o
ありがとう(●´▽`●)ゞ
-♪♪♪-
返信早?!?!
見てみると知らないアドレスだった
題名:壱成だ
明日話したいことがある
放課後テニスコートの横に来てください
。。。。。。。
すこしね・・・
つぼみの咲くころに つづく