第九章 二つ目の心
徳井・・・・・俊助君かぁ・・・・・・・・
なんか、笑わなそうな雰囲気・・・・・・
でも・・・・
あの時助けてくれたのは意外だったなぁ
てか・・・・私の話聞いた事あるだけで話した事無いよな
なんで、助けてくれたんだろう・・・・・・?
その疑問は大きく膨らみ
やがて押さえきれなくなった
たしか・・・・坂本君が一組だから・・・
そおっと一組を覗くと
『いた!』
何人かの男子と話してる・・・・・・
「てか、何でミイナも付いていかなくちゃいけないの?」
ミイナはむすっとした顔でこっちを見てる
「いやー、心細くて・・・・・・」
「いいから早く行っといで」
「えーミイナも来て」
「うちはケンカ中だからイヤ!」
「そんなー」
「そんでー・・・・・・・」
幸一が言いかけたとき
「ねぇーあれ、ミイナちゃんじゃない?」
滝口剣斗(たきぐち けんと)が問題発言
周りの男子は「あちゃー」といった様子で剣斗を見た
「あ・・・」「あ・・・」
スタスタスタ・・・・・
「ミイナ!」「琴音ちゃんじゃん」
「「え・・・・」」
幸一と俊助が同時に別の女の子の手をつかんだ
「なにさー幸一!離して!!」
「話があるから!ちょっと・・・・・」
「うちは無いー!いいから!他の女といちゃいちゃしてればー!!!」
「ミイナに話があるの!!!!」
幸一の大声にビックリした様子でミイナは黙った
「ちょっと良い?」
「・・・・・・ちょっとだから」
といって二人は消えてしまった
「行っちゃったね」
「あ・・・・うん」
「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」
「?・・・・・・なんか用があったんじゃないの?」
「あ!えーっと・・・・・」
「うん」
「昨日はアリガトウゴザイマシタ」
「ははは、片言だね」
「えへへ、後・・・・質問して良いですか?」
「いいよ」
「昨日、何で私を助けてくれたんですか?」
「んーー?俺って、基本問題ってほっとくんだよね、めんどくさいし」
「じゃあ、なんで・・・・・・」
「んーー?何でだろ?」
「え?」
「ははは」
あ・・・・なんだろ・・・・・・この人ってよく笑うんだ
笑った顔・・・・・もっと見たいな。
「えっと・・・・何か付いてる?俺の顔」
「え・・・・・付いてないよ」
「え?・・・・・えっと、だったらあんま見ないでもらえる?」
「わぁ!!」
すっごく近かった
「ごごごごごご、ごめんなさい!!わわわわわ、私」
「イヤ別に」
「いや?!いやでしたか?!ごめんなさい!!」
「え?!違う違う!!」
「え?」
「その・・・・俺も男だから」
「え・・・・・・」
顔が真っ赤になってるのが分かった
徳井君も真っ赤なんだろうな
顔隠しちゃった
「あーーこっとねーーー」
「あ・・・・のんちゃん」
のんちゃんはその場で驚いたように固まった
その後、舐め回す様に私たちを見た
・・・・・・・・・
「!!・・・・・ふふふふふふ♥」
この顔・・・・絶対変なこと考えてる
「おじゃましましたーー♥」
「わーーーー、のんちゃん!!」
「良いんだよ、ST(ストロベリータイム)続けてて」
「いやいや!もうおわったってかSTじゃないから!!」
「えーーまいいや、ちょっと来て」
「斉藤さん!また来てよ!!」
「え?!・・・・う、うん!!」
キューっとして
モヤモヤってして
なんか会いたくなる
『今日、先生と話してみようかな』
つづく
↓主な人物↓
斉藤琴音(さいとう ことね)
高校二年生 3組
今は渡邉雄輝先生と付き合っているが皆には秘密
(ある一定の人を除く)
最近彼の妻がいる事が発覚してあまり関われない
両親と妹がいたが2年前事故死
(詳しくは「第四章 誰かのかわり」へGO)
渡邉雄輝(わたなべ ゆうき)
25歳 理科担当 二年3組副&英語担
かなりのイケメン(らしい)
そのため女教師、生徒の女子からともに人気
琴音という彼女がいると同時に結婚している
だが、雄輝の妻「紗江」は二年前死亡
その事が琴音にバレて・・・・(以下略)
笹川壱成(ささがわ いっせい)
高校二年生 3組
琴音の雄輝のことを知る一人
だがこの事に納得がいかないようで
いつも、琴音に突っかかっていっては嫌われている
両親は彼が生まれた3日後失踪、ひまわり孤児園に引き取られた
たぶん・・・・・好きなんじゃね?!(・∀・)アハ♥
他の方は今度
see yoo