✿ みくる ✿ の 話  (´・◡・`♥)。 -11ページ目

第十九章



「あーもーだりーよ・・・・準備って早すぎ来月じゃん」


「なんだよ、たきぐっち・・・・俺なんか執事のオーナーとか意味不明・・・・・お!俊介おつー!!」


「なんで俺がジュース買ってくんだよ・・・・」


「おめーがペンキこぼすからだろ・・・・コーラもらい!」


「あー幸一ズリー俺もコーラ!!」


「だったら自分で買ってこいよ!俺はいかねーぞ」


「なんだよ俊介ー!付き合いわりーよ!」


「うるせーなー」


「今日は特にな・・・・・どしたの?」


「・・・・・色々あんだよ・・・・・・・」


「いーなー色々・・・俺なんもないよ」


「よくねーよ・・・・俺なんかミイナにまた怒られたんだよ」


「なに?なんて?」


「『なんで一緒に回れないの?もういいよ!!』だって・・・・・」


「ははは!!またぁー?!きついねミイナちゃんっておい!!俊介!!」


また俊介はぼんやりしていた


「なんか・・・・あったんじゃないの?」


「やっぱり、あの時琴音ちゃんと・・・・・ムグ!?」


あわてて幸一は滝口の口を押さえた


「おい!!ぐっち!!」


「・・・・・・・・」


居心地の悪い沈黙が流れた






好きとか今頃言われても・・・・・・




「徳井君!!先生が呼んでる!!」


「え?」


そこには渡邊先生がいた


「よぉ・・・・ちょっと来いよ」





校舎裏に呼び出された



「何すか・・・・話って・・・・・俺なんかしました?」


「いやー今は先生っていうか」


タバコを取り出した


「この学校禁煙ですよね・・・・」


「お前もその髪ワックス使ってるだろ?」


「・・・・・・」


「お互いさまってことで」


タバコをふかした


「ごほごほごほごほ!!!」


「おっと苦手だった?」


「ちょっと・・・・」


「おーごめんごめん」


ははっとへらへらしながら携帯灰皿に捨てた


「で?何なんですか?話って?戻りますよ・・・・」


と裏口の方を向いた


「おいおい、待てよ」


振り返るとそこにはびっくりするほど俺をにらんだ顔があった


「今の立場はなー・・・・俺は琴音の元彼だよ」


電流が走った


「は?」


「んーとね・・・・宿泊学習の・・・・・」


ばん!!


徳井は渡邊の襟をつかみ壁に押し付けた


「どーゆーことだよ!!!」


「そのまんまだよ」


「おまえ・・・・・俺に何をさせようとしている!!!」


「おまえのそーゆうガキなとこが・・・・・」


ダン!!!


「琴音を困らせてんだよ!!!」


片手で徳井の襟をつかみ押しつけた


「いい加減にしろよ!!あ``ぁ!!!しばくぞ!!ごら!!!」


手を離したとたん徳井は崩れ落ちた


ふーと息を吐きタバコを付けた


「なんでテメーなんだよ・・・・・俺のほうが愛してるって言える」


「しらねーよ」


「さいてーだな」


「もう戻って良いですか・・・・」


「まあ待てよ・・・・本当は俺のほうがサイテーなんだよ」


「は?」


「おれ・・・・嫁いるんだよ」









--END--


第十八章



あの後のことはよく覚えてない


私にとって宿泊学習とは恋愛の終わりの時だった


先生と別れ徳井君との進展もできず


告白もさせてもらえない・・・・・・


ただそれだけの時間だった



「こっとーん!!帰るよー」


「あーまっててばー!!」


あれから2週間


私は少しずつ普通を取り戻していた


少し前まであの二人の顔を見るだけで泣きそうになるだけだった


それを一人で抱え込んで


ご飯もろくに食べれなかった


でもミイナはいつも気を使ってくれた


あの日あったことも無理に聞き出そうとしないで陰で支えてくれた



「もーすぐ学園祭だよねー」


「ミイナ気が早いってーあと一か月もあるよ」


「でも、明日から学祭の準備じゃん!!」


「あーそーだね。てか早ー!!もう九月とか」


「学祭一緒にまわろーねー!メイド服きたいなー」


「え?ミイナ幸一君は良いの?」


「えーいいよー執事カフェのオーナーにされそうって嘆いてたし」


「執事カフェ?」


「あー知らないの?一組執事・メイドカフェやるんだってー」


「へーうちじゃ無理だね・・・ブサメン多いしw」


「だよねー。うちの彼は当たり前としてー・・・ほら、たきぐっちも馬鹿だけどイケメンだし、徳井君も・・・・あ・・・。」


「・・・・・・」


「ご、ごめん!!ついうっかり・・・・・」


「いいよーもう吹っ切れた」


「そう?」


「てかうちらのとこ何するのー?」


「お笑いか、お化け屋敷かじゃない?」


「あーそーかも」








「ふーん・・・・どうりて琴音が元気ないわけか・・・・」


ふーと煙を吐くとタバコを壁に押し付けた


「先生じゃなきゃ殺してるぞ・・・徳井俊介」


そういうと渡邊先生は一組のほうへ歩いて行った






--END--



第十七章





人生において大きな決断をした私は何事にも負けない自信があった

       ぃ

徳井君に告おう


私の気持ちは固かった


安定を求めていたわけではない


いや、求めていたのかもしれない


でも伝えたかった


どうしてもこの気持ちだけは


押さえておくわけにはいかなかった


ホテル内を走り回った


5分10分たっても見つからなかった


「徳井君・・・・・・どこにいるの・・・・・・・?」


あまり運動のしない私にとって10分走り回るのは正直きつかった


「なに?」


聞き覚えのある声


振り返ると徳井君がいた


「徳井君・・・・・」


「呼んだよね?俺のこと・・・・・」


「あのね!!」


荒い呼吸をしていた私の気管支はこの大声でピークを迎えた


「ゴホゴホゴホ!!!」


「大丈夫?!」


「大丈夫・・・・・・大丈夫だから・・・・・・・・」


大きく息を吸った


心臓が壊れそうだ


「私先生と別れたの・・・・・」


かすれる声でこう言った


「?!」


「だから・・・・・・・・・」


「待って!!!」


「え?」




「おれもうそんな気ないから・・・・・・」






「ぇ・・・・・・・・」


自分でも聞こえないくらいの小さな声だった


「じゃあ」


そう言って行ってしまった








ふらふらと部屋に帰るともう7:30を過ぎていた


「こっとん・・・・・」



私は泣き崩れた


ここ10年くらいこんな声で泣いたことはなかった


当たり前だった


こんな先生がだめだったから良いよみたいな


そんな軽い考えは通用するわけなかった


でも本気だった


今から先生とよりを戻すなんて考えられなかった


徳井君が好きだった


苦しいくらい強く









--END--




一言沙耶ちゃん




ネタがないです・・・・・・




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