迷宮ラブソング#智 | 嵐小説~アラレのアラシ妄想小説♡

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妄想小説です。
BLではありません注
女の子と嵐メンバーが主人公の妄想小説です
アイドル設定じゃない
勝手な妄想の恋愛ストーリーです。

アメンバーについては
メッセで問い合わせくださればです
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『お前の事はずっと守ってやるから
だって俺にとっちゃ大事な妹だからな』

・・なぁ結芽
俺はお前が思ってるような兄貴には
なれねえよ………。

「あのね。ホテルの仕事やることに
したよ、智にいがあれから色々と
あの社長に言ってくれたんじゃなくて?」

「んな事ねえよ~あいつが結芽に仕事
させたいって感じたものがそこに
あったんじゃないか!」

スケッチブックを指しながら言った。


ほんとはもしかしたら結芽が断って
くれたらなって思ってた。


そもそもそこからがずるい俺だよな



結芽にとっては絶好のチャンス
俺がしてあげれない事をあいつは
軽々とさせてやる事が出来る

所詮産まれた時から恵まれた御曹司には
叶うわけねえよ・・・



「頑張ってみなよ!こっちは大丈夫だからさ」

「それなら、朝に仕事だからお店は
今までどうり働かせて貰えるかな」

「おっ……そりゃ~当たり前だろ」



「そんじゃあ、俺もさ。しばらくは

陶芸教室の仕事の方に重点置くわ

ほら……何せ人気講師ってやつだからね」



なんて言ったら結芽は嬉しそうにして
智にいもさすがだね・・って



違うんだよ……
そんなんじゃないんだ。

ホントの俺はな………最低な野郎なんだよ。
でも………結芽には言えない。

その事実を……もしかすると
あの御曹司は知ってるかも
シレナイ……それでも今は辞められない

理由があるから………


「お待たせしました。」
陶芸教室の後に生徒とホテルで
待ち合わせする。



ここに通う大半の生徒は時間を持て余す
セレブだった。

「今日は主人が遅いから
その分いつもより上乗せで……」

腕を絡めながら歩き出す

「時間もたっぷりあるんならば
もちろん……サービスしますよ」

耳元でそう囁くと…………

「まあ。大野先生たら……いやだわぁ」

「何が嫌なんです?いつも凄いくせに……」

そう陶芸教室を出たら俺は先生から

金で女を抱く男になる。



金じゃ買えないものもある。


けどな……………

金がなきゃ手に入らないものもある
ほとんどはそっちだ。

今の店を始める為
その店をずっと続ける為
結芽に大事な居場所を作る為

だから俺は………
そのためならいつだって………

自分を売る事が出来る。

エレベーターで軽くキスをする
もっととねだるのを遮り

「楽しみはとっておかなきゃ
着いたらたくさんしよう……」

そう告げて部屋に入り込んだ。



ずっと……妹だなんて思えなかった
だけど俺の気持ちに気付く事はない。

それでもいい。

俺だけが……好きな人を守る事が出来る
と思いたかったから

好きでもない女とキスを交わし
服を脱がした。
俺の身体もきちんと反応するために
あらゆる想像をはたらかす

そして先に彼女らを満足させる為に…
指と舌で…………何度も……


結芽頼むから・・・・

どうかこんな俺を………
……見つけないでほしい。