『短編宝箱』
アンソロジー
(集英社文庫・2022年11月・図書館)
眠れない夜。久しぶりの旅行。のんびりしたい休日・・・
どんな時にも寄り添ってくれるもの。
それは、一編の物語。
スリリングな大人の駆け引きにはらはらしたり、
初恋に胸をときめかせたり、
家族や友達との特別な絆に涙したり。
2010年代、「小説すばる」に掲載された様々なジャンル__
ミステリから時代小説まで__の短編作品から厳選。
人気作家たちが紡ぐ宝物のような11編で、最高の読書時間を!
(裏表紙より引用)
『小さな兵隊』伊坂幸太郎
『正雄の秋』奥田英朗
『ロックオンロッカー』米澤穂信
『それぞれの仮面』東野圭吾
『星を見ていた』桜木紫乃
『きえない花の声』道尾秀介
『足跡』島本理生
『閨仏』西條奈加
『遠くから来た手紙』荻原浩
『無言歌』浅田次郎
『エンドロールが始まる』朝井リョウ
こちらも、ブロ友さんの記事を読んで知り、
好きな作家さんばかり!と思って借りてきました。
ほぼ、多かれ少なかれ読んだことのある作家さんでした。
(島本さんだけ未読でした)
が、先に巻末の初出一覧を見たら、読んだことのある短編集がほとんど^^;
が、わたしの素晴らしい記憶力で、みーんな忘れてしまっています^^;
読み始めても思い出す気配がないことがほとんど、
(言い訳をするとほとんどが10年以上前に読んでいたから^^;)
そんなわけで、再読になった作品も多かったのですが、
初めて読むのと同じように楽しめました。
短編ならではの切れ味の良さ、
アンソロジーならではのバラエティに富んだところを
存分に楽しむことができました。