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昨日の夜
メールを出した。

たぶん
母の入院が決まれば
しばらく
逢えない日が
続くだろう。

今までも
タイミング悪くて
逢えない日が続いた

2人の時間が
欲しい

不安だからこそ
抱きしめて欲しい

何も言葉は
要らないから

逢いたい…と綴ったメールに
返事はなかった。

仕方ないね
返事のないメールにはもう…
慣れてるから。

そう思いながら
逢いたい気持ちが募り
眠れなかった。


朝から走り回り
ようやく母が病室のベッドに
横たわって
落ち着いた時に

電源を切り忘れた携帯から
流れてきたメロディー

あなたからのメールだけに流れる

♪あなたに逢いたくて

…昨夜はメールに気づかないまま
帰ってしまいました。ごめん。


朝からテンパって
走り回っていた気持ちが
ふっと緩んだ。

いつもカバンに
携帯をしまっている様子がわかるから。

他の誰かのメールを待ってるわけじゃないこと
わかるから…。

嘘じゃないことがわかるから…。

しんどかった私を見ていたかのような
タイミングで届いたメール

無視していたわけじゃないよ。

あなたの本当に書きたかった言葉が
メールの文字の向こうに見える。

素直に書けないシャイなあなた


返事の来ないメールに慣れた
私の切なさ

綴った言葉を汲み取ってくれていた。

よかった…。

逢えなくても
想いが伝われば
幸せな気分になれる

一番つらい時
いつも支えてくれる
あなたがいて
本当によかった。


背中を丸めて
やばいなぁって顔をしながら
メールを打つ
あなたが見える気がした。
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ちんぺいさんが
2冊めの小説を書き
発売された

今日は日本橋の
奈良まほろば館で
サイン会が開かれた

いつもなら
仕事で無理な時間だったけど
今日はたまたま
お休み

出かけてみよう

思い立って
日本橋へ行ってみた

こんな機会でもないと
日本橋には
来ないだろうなぁ。

まほろば館では
奈良の夏を告げる
茅の輪くぐりが
展示してあった。

一緒に行くはずの
2人の友達は
来られなくなってしまった。

特に一人の友達は
お父様が入院されてしまい
サイン会には
間に合うか…どうか

スタッフの方に
事情をお話したら
ギリギリまで待ちましょう
という言葉を戴く


来られない場合
最後に回ってくれたら
欠席の方の分も
サインをしましょうとのこと。

つらい思いをしている彼女へ
精いっぱいのエールになる

ギリギリまで
彼女を待つが
ようやくメールが
入って
やはり無理とのこと

スタッフさんに
告げると一緒に
会場に来てくれた。
会場では
満面の笑みの
ちんぺいさんが待っていてくれた。

3人分の
本とCDのサインの準備は
先に来ていた
あずあずちゃんとレコード会社の方が
手伝ってくれた。

『特別にして戴いてすみません。
お友達のお父様が
午前中に
緊急入院してしまって
来られなくなりました。』

事情を説明したら
笑顔で

『大変でしたねってお友達によろしく伝えてね』


答えてくれました。
中には何冊も本や
CDを買って
何度も握手している人もいた。

別に事情を話さなくても
何度か並べは
よかったのかもしれない。

でもやっぱり
私は来られない彼女の気持ちを
ちんぺいさんに
伝えたかった。

ここに来られなくても
たくさんの人が
ちんぺいさんを応援していますよって♪

笑顔で応えてくれたちんぺいさん。

ありがとう♪
手書きで書かれた
私の名前

チケットに同封されていたのは
短いメッセージ


応援よろしくです☆

涙が溢れた。

封筒を開けるまで
少し怖かった。

来なくてもいいのに…

なんて
書かれていたら
どうしようって思っていた。


出会って8年めの夏

初めてもらった
手書きのメッセージ


あなたを
見守ることが出来るなら

どんな長い時間でも待てるのよ。

半年間
待ってた時間だってあるわ。

静かに
密かに
あなたの姿を見守る

それが…
私の願いだから。