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ぴーやんのブログ

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まだまだ残暑がきついですね。

 

なんとか生きてます。

 

今週から妻の放射線治療が始まりました。土日以外は毎日、通院です。そこで治療の初日に三宮まで出て「しんどいけど頑張れ」会を

してきました。もちろん、私の小遣いで。上の写真がそれです。

「四代目菊川」さんの名物 鰻一本重。美味しゅうございました。

 

さて、7月の読後報告はしていなかったので、7、8月とさぞ読書していたであろかと思われるでしょうが、たった4冊でした。

「不明解日本語辞典」   髙橋秀実    再読了

   日本語にまつわる筆者のエッセイを自転風にまとめたもの。

   肩肘張らずに読めたのですが、他の作家さんへの感想が、

   冗談か本気かわからない程辛辣だったので、ハラハラ感も

   味わえます。

 

「AI失業前夜 これから5年、職場で起きること」  鈴木貴博

   2018年1版発行のこの本は、まだChatGPT が今ほど広く

   世間に拡散されていない頃で、2023年頃をターゲットに

   書かれている。個人的にはまだAIとしてブレークスルー

   (シンギュラリティと意味ではなく)を繰り返している途中

   だと感じている。AIが本当にホワイトカラーの仕事の範囲を

   奪いつつ、ブルーカラーの仕事は外国の人に奪われ続けると

   したら、日本はどうなっていくのだろうか。

 

「誰も書かなかった日本医師会」   水野肇   再読了

   2002年に雑誌で掲載されてたものを単行本化、文庫に当たって

   加筆されたこの本は終戦前後から小泉内閣あたりまでの日本

   医師会長についてのドキュメンタリーとなっている。

   本にも書かれているが、真面目に研鑽を続けている医者は

   1/3程度であとは「欲張り村の村長」の集まりということは

   誰も書かなかったのではなく誰もわかっていて諦めたからでしょう。

 

「よみがえる変態」   星野源        再読了

   改めて読み直してみるとミュージシャン、作家、俳優

   としてマルチに活躍されていて生死の境を彷徨うような病気

   を克服したような人に見えない。

   見せてないのが本当に人間としてすごい。

18日に妻の乳がん摘出術が終わったのだが、まだ、色々と管が

体についており、一週間は退院までかかるとのこと。

それまではワンコと二人きりで過ごさなければ。

一番大変なのは食事。初日は久しぶりの日本酒と蕎麦、冷奴

という布陣で始めたのだが、若い時の一人暮らしと違い、

普段の運動不足も手伝って、買い出しだけで疲れるのと、

メニューの検討だけで結構疲れる。あとは、掃除、洗濯。

 

もし、今後一人きりになった時の事を、冗談ではなく真剣に

考えてします。定年してわずか1年で終活を考えるとは

想定外だ。

 

毎日毎日、ホンットウにクソ暑い日が続きますね。

毎日お勤めされている方、熱中症には気をつけましょう。

 

今日は6月の読書結果報告です。

「今昔百鬼拾遺」     京極夏彦  再読了

  京極さんにしては薄い本で好み。分厚くなるなら上下巻に

  分けるとかしてほしい。

 

「名画の謎 ー旧約・新約聖書編」   中野京子  再読了

  この人の名画シリーズは本当に蘊蓄の宝庫

 

「図解雑学 よくわかる脳の仕組み」  福永篤志  再読了

  今の病気になった頃、何度も読み返した1冊。懐かしい。

 

「マチュピチュ ー天空の正殿」   高野潤   再読了

  写真で見てもこんなところにどれくらいの時間を

  かけて石積みの道を作ったのとか、想像力が膨らむ1冊

 

「犬のかたちをしているもの」    高瀬隼子  再読了

  こんなに異常な設定(前提)の話なのにすっかり忘れてた。

  新鮮に読めました。

 

「ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた  青山通 再読了

  子供の頃に聞いた最終回で流れたシューマンを追って

  指揮者と演奏者を探し求める。それにしても子供やった

  のにどれだけ耳がいいねん。

 

「超訳 空海」     苫米地英人    再読了

   やはり空海ものにハズレなし。

 

「散り椿」       葉室 麟     再読了

  読み返してみて主人公がどこか三千綱キャラぽいのに

  気がついた。無頼に憧れる。

 

「君の名前  箱庭旅団」     朱川湊人  再読了

   連作短編集でお気に入りの1冊

 

 

6月は妻の通院の運転手に徹し、朝から晩まで病院にいることが

多かったので数をこなせた。

 

7月も同じかな。