今年12冊目、シリアス物 | ぴーやんのブログ

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浦島太郎 「海の声」

「誘拐」 本田靖春  今年12冊目、読了  

前回のドキュメンタリー「凶悪」に続き、今回もシリアス物のノンフィクション。
昭和38年に起こった「吉展ちゃん誘拐殺人事件」
生まれる前の事件なので直接的な感慨というものはないのだけれど、
被害者と加害者のなんとも言えない悲しみが沁みてくる話だった。
当時の50万円というお金の価値はわからないが、決して高い金額では無いように思う。
それと失われた4歳児の命。犯人の複雑な境遇。
殺人自体は決して許されるものでは無いが、割り切れない感情が残った。
話のほぼ8割ほどを占める警察と犯人との攻防も手に汗を握る臨場感で面白かっった。