視線の先には、そのご婦人に指名されるはずだった韓国人女性Sさんがいた。
私が在籍してる店は完全歩合(施術したお客さんの数、時間で給料がきまる)その為進んで

指名してくれるお客さんは大事であり、極力自分がしたいのである。
更にSさんはこの道二十年の大ベテラン!
プライドも手伝って万が一にもそのご婦人が私を気にいって

指名の心替わりでもしようものなら、悲しいを通り越し私に対する嫉妬、憎悪に変わるのですガーン
まるで付き合ってた異性があっさりと自分の知り合いの人と付き合いだしたがごとくハートブレイク
今までの関係はなんだったの?本気じゃなかったの!?

とはいえ強力な眼力に金縛りにあいながらも施術を開始

腕が伸展且つ水平外転しにくいのは前鋸筋にアプローチし

且つ外転しにくいのは鎖骨の関節を調整した結果

ぐわ~っと腕の可動範囲がつき、痛みが楽になったとおっしやってもらいましたニコニコ

めでたし。めでたし。という話しですが

なによりこのご婦人の印象に残った事はSさんの情念からの視線や、施術の成果ではなく

最後に放たれたおなら二連発の臭さでした。

鼻がちぎれるくらいの強烈ボンバー

しかも最後の会話のぎこちないことダウン押しつぶされそうな空気の中

癒しの時間は終わりました。

それでもおならはリラクゼーションの勲章か!!


                               五十肩って………完



五十肩のご婦人は本来はわたしのお客さんではなく

別の施術者を指名希望してたのです。

人の指名のお客様は気も使うし、強さや感覚がわからないのでやりにくいのは確かですが

とりあえず腕をなんとかするだけと割り切りろうと…

腕の可動範囲を検査すると

後ろに回しにくく横に上げるのも辛そう

特に後ろ側の三角筋が痛いそうです。

ついつい痛い部分をもみたくなる所ですが

腕をスムーズに上げる為の肩甲骨や鎖骨を調整するのが先決!

と方針を決めやりはじめた矢先

鋭い視線に気がついた………つづく


今日のお客さんは右腕が痛くて上がらないという五十代のご婦人

いわゆる五十肩と呼ばれる状態

しかしそもそも五十肩なんて誰が言い始めたんだろう

家庭の医学書とか見ると肩関節周囲炎と病名がついていて

ようは老化が原因で肩関節周囲の組織が炎症をおこすらしい

でもなんで六十肩や七十肩はないの?

なんで五十才限定なの?

年とり過ぎると気づかないの←高齢の方ごめんなさい

最近は四十肩もいるみたいだけど

しかもこの痛み二年経つ頃までには自然に治るみたい

高速道路の渋滞が自然に解消するみたいに

あの苦しみは、なんだったんだろうと…

とはいえお客さんは何とかして欲しそうなんで

挑んでみましょう。

つづく得意げ