巴里の空の下セーヌは流れ コーラはいかが?
NUE DE NEVERS PARIS 6区(ヌヴェール通り 巴里6区) パステル 30×40
美穂子画伯のコメント ヌヴェール通りの右手 目の前にセーヌが流れています。ここから一番近くに見える橋がポン ヌフです。37ある巴里の橋で、ポン ヌフというのは日本語で新橋になりますが、一番古い橋です。1577年に工事が始まり、1588年から10年間は宗教戦争で工事がストップしていました。1606年に完成です。
ここの通りは前からセーヌ河岸を歩きながら描きたいと思っていた場所でした。普段は歩きながら描きたい場所を探すのですが、今回は目的地がはっきりしていたので時間のロスもなくすぐに座り込んで描き始めました。THE HIGHLANDERというアイルランド系のバーを含めた建物で切り石が立派です。13世紀の頃から存在している通りです。
バーにはイギリス人の観光客が出入りしていました。
時々バーに勤めている人たちが一休みしながら私のデッサンを見に来て、そのうちの一人がコカコーラ飲みたければ持ってくるけどと云ってくれました。喉は渇いているので飲みたかったのですが、パステルで指は真っ黒なので親切な申し出を辞退しました。
描いてる目の前に車が止まりました。丁度描いていた扉が閉じていたガラージュの前なので困ったナと思いました。駐車できない場所なのでどうするかなと見守っていたら、通行人が私のデッサンの邪魔になるから他の場所に移るようにと車の女性運転手に話してくれていました。女性は私の顔をみて左手を車窓から出し、分った 分ったと合図をしてすぐに動いてくれました。女性と通行人にも有難うと云ってまた描き続けました。
猫式部独白 ふーんセーヌ川には37も橋がかかるのですか。新橋を意味するポン ヌフが一番古い歴史がある・・・。美穂子画伯が歴史の刻まれた街角をあちこち描いて下さるので、ちょっとずつ賢くなりますわ。
「徳は孤ならず」と申しますが、小柄な美しい女性が指を真っ黒にしてデッサンに打ちこむ姿は、周りの人たちを引き込み、みんなしてそっと守ってくれているという、芸術の徳のもたらすうるわしい情景でございますわね。
