真夏の飛騨・富山の旅 初日 その3 (ひるがの分水嶺公園) | 団塊ジイジの Photo Diary

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真夏の飛騨・富山の旅 初日の続きです。

初日は名神高速、東海北陸道を経由して富山のダブルツリーbyヒルトン富山まで向かいます。

 

前回のブログではひるがの高原SAで降りて、クックラひるがので食事を楽しみました。

 

クックラひるがので食事を終え、車に戻るととても高原とは思えない暑さでした。

 

なんと車内温度は41℃を表示していました。

平地でもあまり経験したことのない暑さでした。

 

駐車場の廻りは紫陽花が花盛りでした。

少し高地なので紫陽花は遅めのようでした。

 

ひるがの高原スマートインターをでてやまびこロードから156号に抜けました。

分水嶺公園は国道沿いですぐわかりました。

 

分水嶺公園

山奥のイメージを描いていましたが、街中にあるのにびっくりしました。

 

分水嶺公園の流れを示す石碑。

大日岳を源とする水の流れがまさにこの石の後方で二手に分かれ、

左は太平洋にそそぐ長良川、右は日本海にそそぐ庄川となります。

 

ひるがの分水嶺公園

 

こちらが長良川になる流れで太平洋側の伊勢湾へ。

 

こちらが庄川となり日本海側の富山湾にそそぐ。

 

ここで観るといずれの流れも緩やかで川幅も1m以下でとても大河になるとは思えません。

しかし、さすがに水は冷たくて気持ちいいです。

 

分水嶺を示す大きな石碑

国道166号が分水嶺のすぐ脇を通っていて、蛭ヶ野峠になります。

峠と言われると’う~ん!そうかな?’と思えるほどに

とてもなだらかな峠です。

 

分水嶺一帯は野趣あふれる公園になっています。

植物観察や文学碑が立っています。

 

ノリウツギが咲いてました。

漢字で書けば’糊空木’。

かつては和紙の原料で糊として使われるほど身近な材料だった。

この公園だけでなく山間部の道路沿いにもよく見かけました。

 

ノリウツギ

アジサイ科の落葉低木、紫陽花らしい装飾花も見られます。

 

ムラサキシキブの花は終わり実が膨らみ始めていた。

今年、話題の木かな。

 

アナベル。

これは人工的な植生でしょう。

 

オカトラノオかな?

 

野花菖蒲。

 

ギボウシ(擬宝珠)は彼方此方にあり。

 

文学碑と擬宝珠。

 

白雲の峰も映せるひるが野の分水嶺を吹く風甘し (川出宇人)

 

水分の流れに春を聞きに希り (伊藤 白雲)

 

大日岳(だいにち)の根や別れ落つ秋の水 (国島 十雨)

 

高原のすぐ横にはソフトクリーム。

高原の牛乳のソフトクリーム。

この日二つ目はさすがに無理ですね。

 

次回はひるがの湿原植物園の予定です。

 

2024-7-21 ひるが野分水嶺にて

ご訪問ありがとうございました