葦毛湿原に咲くミカワバイケイソウなどの野草 | 団塊ジイジの Photo Diary

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4月8日の葦毛湿原の続きです。

この日はドクターイエローの運航日だったので撮影の前に立ち寄りました。

湿原に咲くハルリンドウは既にアップした添付のブログをご覧ください。

 

このブログの葦毛湿原です。

 

葦毛湿原は豊橋市の東側にある小さな湿原で、国指定の天然記念物です。

秋に咲くシラタマホシクサの群生が見られる花の100名山にもなっています。

 

前置きはこれくらいにして、葦毛湿原へのアプローチの岩崎遊歩道を抜けます。

 

岩崎遊歩道

 

葦毛湿原に到着です。

 

湿原はまさに新緑の雰囲気でした。

 

最初に見つけたのはスルガテンナンショウ。

すっかりおなじみのマムシグサなどと同じサトイモ科の仏炎苞を持つ花です。

 

仏炎苞をズームしてみると、肉穂花序の先端がキセルのように曲がっています。

 

続いて見つけたのがハルリンドウです。

 

ハルリンドウ、光が当たり開いてくれました。

 

群生もいくつかありました。詳しくは文頭のブログをご覧ください。

 

モウセンゴケも活動を開始し始めました。

食虫植物ですがとても小さいです。

 

こちらはトウカイコモウセンゴケです。

 

ともに盛夏を迎える前に小さな可愛い花を咲かせます。

 

ミカワバイケイソウも株が大きくなっています。

 

探せば既に花茎が伸びているものもありました。

 

群生地まで登れば花が見えるかもしれぬと坂道を少しだけ登りました。

 

途中で見つけたチゴユリ。

小さな花です。

 

 

 

ここを登ればもう一息です。

 

蕾が膨らんでます。

 

 

咲いているものも奥にありました。

ズームしてこれが限界です。

毎年開花が早くなっているようです。

 

群生地から湿原方向の眺望。

遠く豊橋市街が望めます。

 

おまけです。

 

葦毛湿原から少し離れてオオバウマノスズクサ探しました。

 

うまい具合に花が咲いてました。

食虫植物のように見えますが、普通の植物です。

ウマノスズクサ科の蔓性の多年生木本です。

 

後から見るとこんな感じです。

萼片はくっついて筒状になりしかも曲がっています。

 

この筒の中に雄蕊と雌蕊があるそうです。

 

この仲間には一見、怪奇植物に見えるものが多々あります。

 

次回は 葦毛湿原に咲く花木の様子です。

 

2023-4-8 葦毛湿原にて

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