姫様道中の気賀関所 ☆ チョコっと北浜名湖へ | 団塊ジイジの Photo Diary

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7月23日(土)「チョコっと北浜名湖へ」の続きです。

前回の記事では、北浜名湖の猪鼻湖の様子をアップしました。

 

 

猪鼻湖入口の瀬戸を後にして、三ケ日から姫街道を東へ気賀に向かいました。

 

猪鼻湖から気賀関所へのルート。

豊川市の御油に抜ける362号は通称「姫街道」と呼ばれる旧東海道の裏街道です。

 

浜名湖の北は、さほど高くないですが山が接近しています。

気賀に抜ける道は浜名湖岸に沿ってウねっています。

途中低い寸座峠を越えます。

 

江戸時代には姫街道に気賀関所が設けられて「入鉄砲、出女」などをを取り締まったそうです。気賀の関所は復元されており、立ち寄ってみました。

 

気賀関所へはお江戸側から入ります。

関所手形(入場料)は、右手の受付で購入。

70歳以上は無料でした。(大人150円)。

 

入所すると右に本番所、左には向番所。

無事に通過できれば正面の木戸から気賀の街へ入れます。

 

本番所の中の間、普通の人が手形改めをされる。

 

中の間。

後方には弓矢、鉄砲など。

 

罪人を捕らえるための道具も置かれてます。

 

取りものの三道具と言われる刺股(さすまた)、突棒(つくぼう)、袖搦(そでがらみ)。

奥には槍も備えられていました。

 

また身分の高い人用の番所も本番所の京側に設けられていたそうです。

 

番所役人の控の間。

 

向番所では御用改めの女性が荷物などをチェックした。

 

向番所と本番所の位置関係。

 

向番所の奥には罪人用の牢屋もありましたよ。

 

向番所の裏手には遠見番所。

文字通り見張りのための番所です。

 

遠見番所からお江戸方向の眺望。

 

同じく京方向の眺望。

町木戸門を抜けると気賀の街があったそうです。

 

番所の古文書「諸國御関所御番」

遠州浜名湖には2つの関所があった。

南には新居(今切)の関所で、御番は三州吉田松平伊豆守、

北には気賀の関所で、御番は旗本の近藤縫殿助とありました。

 

大河ドラマ「女城主 直虎」に出てきた近藤氏です。

 

また、所内には姫様館なるものがありました。

 

直虎ゆかりの顔出しパネル。

女城主の井伊直虎、龍潭寺の南渓和尚、寅松(のちの井伊直政)のパネルです。

 

こちらは姫様道中の顔出しパネル。

 

 

姫様館入口の近藤家の家紋。

 

姫様のレリーフ。

 

中に入ると往時の資料が展示されています。

姫様が乗られる籠。たぶん祭りに使われているのでしょう。

 

姫様道中の浮世絵。

 

無事に町木戸門を通過し気賀の街に入れました。

 

町木戸門から関所の様子。

 

萩が咲く季節になったようです。

 

気賀関所のスタンプ。

 

出世大名 家康くん と 出世法師 直虎ちゃん

 

 

 

2022-7-23 気賀関所にて

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