雨の真如堂 夏椿咲く ☆ 雨の黒谷を歩く | 団塊ジイジの Photo Diary

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旅と散歩が大好きで、カメラを持ってブラブラしています。

6月21日(火)の 「雨の黒谷を歩く」の続きです。

 

金戒光明寺を後にして、北側にある真如堂に向かいました。

真如堂と言いますが通称で、正式には真正極楽寺と言い天台宗のお寺です。

紅葉の名所として知られています。今回は紫陽花、夏椿、菩提樹がお目当てです。

 

真如堂 総門(赤門)

敷居がないのが特徴だそうです。寺院のウェブサイトによれば、

夜中に西側にある吉田神社の神々が躓かないようにとあります。

 

緩やかな傾斜の階段。

これも神様への配慮でしょうか?

 

正面参道を登らずに南の脇道を登ります。

 

雨の中アジサイが生き生きして見えました。

 

ガクアジサイ。

 

三重塔と青モミジ。

 

塔をバックに青モミジと紫陽花。

 

花手水。

シンプルな生け方がとてもいいです。

お水がぽつんと垂れると、綺麗な干渉波面ができていました。

 

三重塔と手水。

手水舎の左手にはハナノキです。

モミジはもちろんハナノキの紅葉もとても美しいです。

 

本堂(重要文化財)。

御本尊 阿弥陀如来。

木造の阿弥陀如来立像は慈覚大師のお手製で重要文化財です。

 

本堂左手には夏椿が、右手には菩提樹が植えられています。

 

菩提樹。

花はほぼ終わり、一部青い果実ができていました。

お釈迦様が悟りを拓いたのが菩提樹の樹の下と言われています。

インド菩提樹の樹の下というのが正解です。

インド菩提樹は、日本でも、中国でも植生できません。

そこでよく似たシナノキ科の現在の菩提樹を菩提樹として仏教寺院では植えています。

 

花の終わった菩提樹。

 

本堂左手の夏椿。

日本では夏椿というよりも沙羅の木という方が有名かもしれません。

沙羅双樹の沙羅ですがこちらも日本にはありません。

こちらもよく似た夏椿を沙羅の木と呼んでいます。

 

真如堂の提灯とツーショット。

 

実際のサラノキがみずの森にもありますが、今年は咲かなかったようです。

 

提灯はぼかして。

 

小さな雨粒でびっしょりに濡れた夏椿です。

 

三重塔と夏椿。

 

青モミジの隙間から三重塔。

 

青モミジと弁天様。

 

元三大師堂。

良源と真如堂との関係は?

調べなくっちゃ!

 

大文字山の火床が見えました。

 

本堂裏手の青モミジ。

 

これらの青モミジが紅葉した様を想像するだけで美しさが分りますよね。

次回訪問は、恒例の紅葉の頃にします。

 

真如堂(真正極楽寺)界隈の地図

 

真如堂にはまだ紹介していない紫陽花の美しい場所が残っています。

次回はその紫陽花の様子です。

 

2022-6-21 真如堂にて

ご訪問ありがとうございます。