葦毛湿原の食虫植物 (トウカイコモウセンゴケ、ミミカキグサなど)☆ 葦毛湿原 10月中旬 | 団塊ジイジの Photo Diary

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10月10日(日)、小田原から豊橋に戻った翌日に葦毛湿原に出かけました。

白玉星草はピークを過ぎましたがまだまだ綺麗でした。沢桔梗と水蘭は花盛りでした。

白玉星草、沢桔梗、水蘭については別途投稿予定です。

 

今回はまだ残っている食虫植物をアップします。

 

最初は、トウカイコモウセンゴケです。時期的には既に盛りを過ぎていますが、よく見ると花茎の先にピンクの蕾や花がありました。陽が射すと開き、一度陽が陰るとなかなか開いてくれません。一輪だけ咲いている株を湿原で見つけました。

 

白玉星草の群生の中にピンクのトウカイコモウセンゴケの花が写真で撮れば目立ちます。

直径5㎜歩かないかの花です。広い湿原の中で見つけるのは容易ではありません。

 

少し近づいてみました。ボケボケです。

接写レンズが欲しくなります。

 

こちらはお馴染みのトウカイコモウセンゴケのロゼット状の根生葉です。

葉には赤いねばねばの食指がついています。このねばねばで、虫を捉えます。

ロゼットの大きさは草の葉と比べるとよくわかるように小さく1.5~2㎝程です。

 

続いてミミカキグサ(耳搔き草)です。こちらもとても小さな花で、普通に歩いていてもなかなか見つけられません。水の流れがあるところでよく見かけます。今回は白玉星草の根元に群生していました。

 

金平糖のような白玉星草の根元に黄色いものがたくさん見えます。

 

水面近くにピントを合わせると、ミミカキグサが大量に生えています。

発芽した直後のようにも見えます。普段見かけるミミカキグサはもう少し丈が高い。

花が咲き終わると、花茎がさらに伸びて次の花が咲く。

これを繰り返すので、もう少し丈があります。

 

こちらは別の群生の様子です。

 

別なところで見かけたもう少し丈の高いミミカキグサ。

花茎が伸びているのが分かります。黄色が花、茶色は花の終わった果実。

 

ミミカキグサも食虫植物と言われています。タヌキモの仲間で地下に捕虫網を持ち小さなミジンコなどを捕虫する。

 

 

ホザキノミミカキグサ。こちらも花は小さい。

ミミカキグサと同じくタヌキモの仲間です。

 

 

こちらはイワショウブです。

チシマゼキショウ科の多年草。こちらは食虫植物ではないが花にねばねばがあり、小さな虫が捕まります。虫を栄養源にするのではなく、害虫を寄せ杖k無いのが目的のようです。

 

イワショウブ(岩菖蒲)。

もう終わっているかと思いましたが、咲いていて良かったです。

 

キタテハ 羽を広げると

 

羽根を閉じると枯れ葉のようです。

 

ホタルガ

 

次回は白玉星草、沢桔梗、水蘭の様子をお届けします。

 

2021-10-10 葦毛湿原にて

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