好調な、三河湾エギング。

今回も、離島へ。

前回、キロアップが2杯上がった秘密のポイントへ向かう。

ところが、既に先客が。

てか、釣人、めっちゃ多い・・・

うーん。

こうやって、秘密のポイントが次第になくなっていくのだろうな・・・(自分も情報を発信している身なので、複雑な思いではあるが)


と、ある人の言葉を思い出す。

それは、職場で有名な釣狂Y氏。

週末は必ず海に向かい、年間を通してあらゆる魚を狙う生粋の釣人。

そんなY氏に先日、久しぶりに会ったので釣りの近況を尋ねてみると、なんとY氏、あんなに好きだった釣りをきっぱりやめてしまったと言う。

Y氏が言うには、次のとおりである。


釣りがね、ストレスになってきたのよ。

おかしい話だけど。

例えば、絶対に釣れる秘密のポイントがあるとするじゃない?

何年もかけて、やっと見つけたポイント。

そういうの、あるでしょ?

そこに、先に他人に入られちゃったりすると、カーッとなっちゃうわけ。

で、次はそのポイントを取られないように、何時間も早く家を出たりして。

魚を釣る前に、人を出し抜かなきゃならないみたいな。

なんか、そういうことに疲れちゃって。

何も知らずに、懸命に竿を振ってた頃の方が楽しかったなーって思うのよ。

釣りを始めた頃って、小さい魚でも、釣れたら嬉しかったでしょ?

そういう感覚を失っちゃったんだよね。

だから辞めた。

今?

スズメバチを追ってるよ(笑)


ガツガツと懸命に結果を追っていると、知らぬ間に、好きだったものがストレスに転じてしまっているということ、分かるかも。

うねりが強く、ご機嫌斜めな三河湾。

今日は、釣りはやめだ。

たまには、抜かないとね。


おわり。