先日、奥様から「今日は何の日?」と聞かれたので「カレー曜日か?」と答えたところ、正解は奥様の誕生日であった。

まずいぜ・・・


ご機嫌を伺うため、「何か欲しい物など、御座居ませんか?」と恭しく尋ねると、「うむ、朕は激ウマのチャーシューなどが食べたいぞよ」と仰せになる奥様。

激ウマのチャーシューか・・・

ということで、ワタシは旅に出た。


向かったのは、岐阜県八百津(やおつ)町。

電車とバスを5回ほど乗り継ぎ、

3時間半ほどかけてたどり着いたこの八百津(やおつ)町に、
激ウマのチャーシューがあるという。
さあ、チャーシューはどこだ?
街に着くと早速、地元のネコが「にゃーん」とやってくるが、こいつはチャーシューではない。
とりあえず、モフっておく。
続いて、
森の中を歩いて行くと、
おぉ・・・
ここ、ホントに日本?
まるで、中国の山水画の中に迷い込んだような風景。
五宝滝というらしい。
いかにも伝説のチャーシューが眠っていそうな場所であるが、チャーシューどころか人っ子1人いない。
素晴らしい滝なんだけどね・・・
その後、街の方に戻り、
趣のある食堂で、
名物のパーコー丼と中華そばをいただく。
うほほっ。
うまそ。
中華そばは、優しい味。
麩がいいね。
¥550という価格も嬉しい。
続いて、パーコー丼。
パーコー丼とは、カリカリに揚げられた豚肉に甘辛のタレとマヨをかけて、熱々の米にドンと載せたやつ。
うまい。
ビールが、進む進む。
ごちそうさま。
あれ?
チャーシューは?

さて。
だいぶ寄り道をしてしまったようだが、ようやく伝説のチャーシューにたどり着く。
「肉の御嵩屋」。
ここ、テレビなんかでもよく紹介される有名な肉屋さん。
ここで、
煮豚と炭火焼豚を購入。
激うまそ〜!
パックから出してみると、炭火焼き特有のめちゃくちゃいい匂いがする。
あとは奥様に献上し、召し上がっていただくだけである。

あ、ちなみに御嵩屋、当然ながらネット通販をやっているので、ワタシのように無駄に時間をかけて店頭に足を運ぶ必要は全然ない。

おわり。