先日、某コンビニに立ち寄ったところ、お酒コーナに泡盛を発見。
最近は、内地のコンビニでも普通に泡盛が売っているのだ。
しかしその泡盛、何か違和感が。
手に取ってみると・・・
もしや・・・・・・?
と、裏側を確認してみたところ、
7年前の泡盛が!
愛知県のコンビニに!!
まじかっ!?
そんな奇跡が!!!!????
・・・
何故ワタシは、こんなに興奮しているのか。
一般的に泡盛は、年月をかけて寝かせる(熟成させる)ほど旨くなると言われており、3年以上熟成させたものを古酒(クース)と呼んでいる。
クースは一般酒に比べ、香りはバニラのように甘く、味もカドがとれて深みが増し、それはそれは旨い熟成酒となる。
さらに泡盛は、瓶のままでも勝手に熟成してクースになると言われている。
・・・と言うことは、この7年前の泡盛。
既にクースになってんなんじゃないの?
専用瓶できちんと温度管理されて作られたクースを養殖ものだとしたら、放ったらかしにされてここまで生き残ったこの泡盛は、
野生のクース
とでも言うべきか。
野生のクース!
めっちゃ旨そう!!
ということで、迷わず購入。
グビッとやってみる。
と、
うーん・・・
思ったとおり、旨い・・・
もともとが30度の酒なので、一般的なクースほどの深みはないのだが、甘みは明らかに増している。
スッキリと甘みの、程よいバランス。
思わず、杯がグイグイ進んでしまう。
7年間、この泡盛に何があったのかは計り知れないが、君の7年は決して無駄なものではなかったぞ!
世の中には、同じように日の目を見ない野生のクースが、まだまだ沢山存在しているのかもしれない。
酒屋に行くことがあったら、そんなクースを探してみるのも面白いかもしれない。
おわり。