こんな見た目でごめんなさい | あなたの人生を感動で彩る美容師 / 元性感セラピスト ヤスコロリのブログ

あなたの人生を感動で彩る美容師 / 元性感セラピスト ヤスコロリのブログ

福岡市在住 ヤスコロリ 美容師で元性感セラピスト。人生を通して現実との関わりのなかでスピリチュアルな探究をしてきたその様をリアルな言葉でブログに綴っています



あなたは自分の顔が
好きだろうか    



姿カタチに自信は
あるだろうか



人が自分の外面を磨くときに
やりがちな間違いがある



外面のコンプレックスを隠すために
洋服や持ち物やアクセサリーに
お金やエネルギーを使うのだ



自分磨きは
「中から外に向かって」
優先順位が下がっていく
 


つまり



持ち物よりも
身につける洋服の方が大事で



洋服よりも 
髪型やネイルのほうが大事



メイクよりも
素肌の美しさが大事で



もっと大事なのは
歯並びだ



「太っている、痩せている」よりも
筋肉のバランス、体幹による
姿勢や動作のほうが
もっともっと大事



こう聞くと
なんとなく納得しないだろうか?


せっかく自己投資をしてるのに
多くの人は
優先順位を間違えている



それゆえに
あまり効果が得られず

自分の見た目に対して
自信がつかないのだ



これって
何かに似ていないだろうか



そう



「心の学び」で
みんなが間違えるのと
同じパターンだ



コンプレックスを解消したければ

「自分を褒める」などの
表面的なものではなくて

心の奥の奥の根っこの所まで
掘っていかないと



それは決して解決しないのだ








私は見た目の
コンプレックスの塊だった    


鼻の形が嫌い
鼻の毛穴が大きいのが嫌い

子供の頃からある
ほうれい線が嫌い

濃すぎる眉毛と髭が嫌い

顔に対して細すぎる
身体が嫌い

猫背で顔が前に
出てるのがキライ



コンプレックスは増幅する

どこかを気にしていると
さらに他の部分が気になってくる



そして自分が気にしていると
必ず誰かがそこを指摘してくる



私は中1の時に
クラスの美人の女子から


「荒木ぶー」
と呼ばれたことが
ずっとトラウマになっていた 



自分が気にしていた
鼻のカタチと
「ぶー」が連想させる
豚の鼻を一瞬で結びつけたのだ



今ならもし誰かから
「荒木ぶー」と言われても

「なんだぶー?」と
返せるだろう

同じ豚でも
ベイブみたいな
可愛い小豚と結びつけて

そう呼んだ女子は
私に気があるのかな?

くらいの勘違いをするだろう 



でも中1の私は彼女のその一言で
一気に不機嫌になり

以来その子の事を
避けるようになったのだ



  


数年前から
いわゆる「女装」で
どこにでも行くようになって



店員さんや

駅員さん

道行く人まで

私に丁寧に接してくれるようになった

ような気がしている



そして
「キレイ」とか「可愛い」とか
かつての自分では考えられないような

お褒めの言葉も
時折り頂くようになった



私の
何が変わったのか?



結論から言えば
「心」が変わったのだ



ここ10年間の「心の学び」で
私は自分のコンプレックスが

「愛されていない」意識からのものだと
はっきり認識したのだ


心が変わる過程で
私は自分に脱毛を許した 



そして歯の矯正を許し 




左右カタカタだった
目の手術を許した



その前にはヨガとピラティスと
外反母趾のテーピング治療を許し



そのさらに前は
肌質改善のための化粧品や
炭酸パックを許した



さらにさらにその前には
はじめて数万円の洋服を着る事を
自分に許したのだった



そう



私は
外側から内側に向かって
順を追って自分の見た目を変えてきた



私は典型的な
間違えた優先順位で

外面磨きをしてきたクチだったのだ







今の超絶忙しい毎日の中だと
コンプレックスを
感じている暇なんてない



でも私は知っている
私の中に深く根を張ったコンプレックスは
決して無くなりはしないのだ



そして私は知っている

コンプレックスは
無くならないからこそ

私はさらに学んで
成長していけるんだ







コンプレックスは役に立つ



こう言うとみんな
ただの慰め言葉だと受けとる



みんな

甘いものの後には辛いものを

温かいものの後には冷たいものを

食べたくなる心理を
すっかり忘れている



あなたはそれが嫌だから
改善するし

なんとかしたいから
努力する

そして気がつくと
成長している



本当がどうかは知らないが

ポテトチップスは
ポテトフライ用の芋を
薄く切りすぎた事で生まれたらしい



失敗が発明の母なのなら

コンプレックスは自己愛の母だ

 

深く深く心の中心にまで
根を張ったコンプレックスは

痛みを追った他者への共感に
変えることが出来る





もしあなたが
自分が世界いち醜くて


誰よりも不幸だと
思っているなら


その気持ちは人の役に立つ

あなたには誰かの気持ちを
癒し、救いあげる役割りが
あるのかも知れない



自称
「世界でいちばん醜い」人は



世界中に
山ほどいるのだ




ではまた!


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