やっとなぞが解けた | バイオリンの先生の日記帳

やっとなぞが解けた

上馬教室にはレッスンの時に私のすぐそばにピアノがあって、小さいこの伴奏をしたりしているのですが、小さいみんなはスキあらばピアノに触ろうとします。


最近、小学生の子たちがよく、

ミ レ♯ ミ レ♯・・・

と弾くので、

「ああ、私の子供の頃と同じで、いまだにみなエリーゼのためにを弾きたいんだな!」

と思って、エリーゼのために?

というと、違うんだと。なんでも流行っているアニメの曲なんだというのですが、さっぱり名前を覚えられませんでした。


昨日も今日も、ミレミレを弾くこがいて、またこれか!と思っていたのですが、今日その謎がようやくはっきりしました。


7月の一人一曲大会で、この曲

ぶりんばんばんぼん?!を弾きたいと、ついに楽譜を持ってきた子がいました!



ほとんどがセリフで、私にはマイムマイムにしか聞こえない曲ですが、これが大流行りなのかー!!


少し前から、こういう同じリズムや音程の繰り返しで、たった2つ3つのコードで演奏されるような、お経早回し系の曲が子供達に人気ですね。


テンポの速い忙しい世の中で、メロディーや情感のある曲に心打たれるような、自然の中で感性を研ぎ澄ますようなのんびりした感覚が失われているのかなぁ!


バイオリンの子供達は、そんな世の中でも古き良き美しい旋律に日々触れられるのは、とても貴重なことかもしれませんね!