クラスの横のつながり大切に
私がバイオリンを習ってきて1番良かったと思っていることは、バイオリンのおかげで、子供の頃からの付き合いの気心知れた友達がたくさんでき、昔みたいにしょっ中会うことがなくなった今でも、楽器を持って集まればたちまち楽しいアンサンブルができることです。
簡単にいうと「人脈」でしょうか。
バイオリンやビオラを弾けることで、大人になってからも人脈は良い形でどんどん広がっていきます。
これの大元になっているのが、子供の頃のバイオリンの仲間との楽しい経験であると思います。
4歳からバイオリンを習ったおかげで、習わなかった時よりどれくらい色々な能力が上がったのかは、証明できないので分かりませんが、現在の付き合いのある友人の8割が音楽つながりという事実は、「人脈」については確実にバイオリンのおかげです。
普段からクラスを運営していく上で、「なるべく皆が仲良くなれる機会を」と意識しており、合宿や、グループレッスン、コンサート、クリスマス会などを企画します。
これは実際のレッスンの中身よりも、こういう場を作るというのが一番大切に思います。
「みんなで合わせるのが楽しい!」となってくれたら最高!
先日、忙しくてここ1年ほぼオンラインレッスンになっていた中1姫が久々に教室に来ました。
4月の発表会も出演予定で頑張っていましたが、急に出られなくなってしまった。
姫の前のレッスンの小学生から「今日は姫は来る?」と毎週のように聞かれて、「今日もオンラインよ」と答えていたのですが、この日は久々に姫が入ってきたので、喜んで何かプレゼントを渡していました。
(2人は某「頭脳は大人、身体は子供の探偵君」推しが一緒で、しかも激推しなので推し仲間なのです。)
きっと毎週持ってきていたのかな。
その後、姫と「やっぱり対面は良いね!」と楽しくレッスンしていましたら、たまたま振替で次になった社会人の生徒さんが早めに入って来ました。
姫のレッスンが終わると、
「わー、久しぶり!会いたかった!発表会で会えると思っていたけど会えなかったから、ここで会えて良かった!」
とニコニコ手を振りながら姫に声をかけてくれました。
姫は少し照れ草そうにしていましたが、嬉しそうでした。
こういう皆の様子を見ると、ちゃんと横のつながりができているんだな!と安心しますし、優しい空間で自分も癒されました。
これからも、皆が仲良くなれるようにたくさんの場を作っていきたいな!と思いました。