湘南センターのコンサート無事終了! | バイオリンの先生の日記帳

湘南センターのコンサート無事終了!

さて、いよいよ本番です!


当日の朝に、ブログを読んでくれた桜ヶ丘の大人の生徒さんが

「聴きに行きたい!」と連絡をくれました!


こんなに遠くまで足を運んでくれて嬉しいです!


鎌倉芸術館は素敵な建物で、中庭に竹林もあって贅沢な作りです。


湘南センター弦楽団は本番当日でも全くピリピリした雰囲気はなくて、リハーサルから和やかに進みます。


明先生らしい惑星の演出の仕込みも!(笑)



こちらの弦楽団にお邪魔すると、いつも子供の教育としてのアンサンブルの意味を再認識させられます。


コンマスやトップは毎曲ごとに交代し、実力主義ではなく練習に1番たくさん出席した生徒さんに任せられていて、「少し荷が重いのでは?」と思うような子も、最後にはしっかりと役割を果たしています。


先生は決してガミガミ言いませんし、独特のユーモアで面白おかしくレッスンして笑ってしまいますが、その実、音楽的な要求はとても高いことをおっしゃいます。


それを、それぞれの子が自分の受け取り方でキャッチして表現していくので、大人の解釈とは違ったものにはなりますが、そこは無理におっしゃらず、はみ出した子を強制したりはなさいません。


なんと言うか、縦をきっちり揃えたりとか、アンサンブルでやりがちなことはやらないので、物理的にみるとあってはいないのですが、それなのに非常に生き生きと一体感のあるものになっています。


数々の教室で生徒さんが少なくなって弦楽団が成立しなくなる中で、湘南センターではまだまだたくさんの生徒さんが参加し、定着しています。


当日は演奏に参加していない先生方も、受付など、裏方を手伝って、ご父兄の役員さん達とともにサポート体制も万全。


そんな雰囲気で始まる本番は、私もお手伝いとして参加しているのに、

「細かいミスなど気にせず、思いっきり音楽を楽しもう!」という気分にさせられて(はい、わかってます、ミスはいけませんよ。先生なんで。)、生徒さん達もきっとこんな気持ちで演奏しているのだろうと言うことがわかります。


聴きにきてくれた桜ヶ丘の生徒さんも、

「全てが佐藤明先生ワールドで、モーツァルトは、ふざけているわけではないのに、愉しそうだった!」

と感想をくれました。


最近は、他の教室にお手伝いに行く機会がめっきり減りましたが、これこそ生きた勉強。


今年度の目標は「時間のある限り色々な教室に出かけて行こう」にしよう。


打ち上げで、生徒さんの生の声を聞けたのもとてもよかったです。


お世話になりありがとうございました!