ビデオレッスン補足 | バイオリンの先生の日記帳

ビデオレッスン補足

前回のビデオレッスンで「耳コピー禁止」のところが説明不足で、誤解を招きそうなので補足です。

もちろんCDは聴いてください!!たっぷりと。
曲の全体のイメージをつかむのです。
音楽は空間でいったら、まずはエリアでとらえてください。
一つ一つの音に着目するのはその後で結構。
まずはエリアごとでイメージをつかんで、その後それにあった音や細かなフレージングを、一つ一つ作ればいいと思います。

耳コピー禁止の意味は、「メロディーを覚えて、ただなぞるように弾くこと」です。
ある意味私のクラスは、リズムに関してはキラキラ星から「耳コピー禁止」と言えます。

でも、ドッペル第2バイオリンでは、CDで音楽をつかんだ後は、楽譜上で、リズムの形、ポジション、インターバルまでわかってください。
(新教本に入っている第2バイオリンだけの演奏は、ホントに聴くことを禁止します!)
その後の5巻では、ドッペル第2バイオリンより難しい曲が一つもないので、更に色々なスタイルの曲で、色々なパターンになれて、最後のドッペル第1バイオリンが、第2よりもずっと簡単に弾ける事を体感してください。

6巻になったら更にワンランク上がって、どうしてそういうフレージングをするのか、どうしてそういう音程や音色を使うのかひとつひとつのパッセージできちんと考えてください。
CDを聴くときも、1人の演奏家だけではなく、色々な人の演奏を聴いて、自分のスタイルにマッチするものを探してください。

質問はどしどし受け付けますよ!
みんなにも役に立つから、メグライアンや今日のmikiみたいにコメントしてね!