个LABOな話 | 荒木里佳の頭の中

荒木里佳の頭の中

頭に浮かんだあれやこれや、気になる◎な話があったときだけ、
気まぐれに書き留めます。

 
『主婦の青春 3』上映会が無事に終わり、思うこと。
 
“アフレコ上映”とは『完成した映像作品のボイス部分を抜き、実際のキャストが会場で生アフレコする企画!』ですが、
リーディング公演みたいにやるのかな、と思ってました。
 
今回、私が出ているシーンは声入りの通常映像上映だったので、アフレコ上映の最終回(31日の15:30の回)は客席で拝見しました。
 
 
いやいや、ここまでとは!
普通の舞台公演やん!!
特に今回はミュージカルシーンがあるので、映画と舞台のイイトコ取りどころではなく、とんでもないハイブリット版
 
通常、舞台の稽古は長い。
特に時間のかかるミュージカルは2カ月ほど毎日稽古します。某作品は7カ月やりました…。
それが、アフレコ用の稽古は数回しかないのに、ここまでできるの!?
 
しかも音楽が…。
私がお堀の横の某劇場で長年慣れ親しんだ曲のパロディまで!
ミュージカル教室の習い事で歌うレベルではない難しさ( ;∀;)
あくまでも“主婦の役を演じるハイブリット俳優たち”が演じているのでできるだけ!
良い子はマネしてはいけません。
 
もちろん映像作品としても見ごたえありで、出演者ですらここまで驚き、楽しめる企画です。
アフレコ上映でハイブリットに楽しんで、細かいところはディスクで何回も見る。
これが一番お勧めの楽しみ方です。
 
个LABO藤本竜輔監督は『主婦の青春』シリーズのほかにも『50音フィルム』シリーズ(4月6日、7日 アフレコ上映会 50音フィルム【願いを込めて、NO!】"予約サイト" in東京 - パスマーケット (yahoo.co.jp))などいろいろ撮っていらっしゃいます。
 
物腰の柔らかい監督が良い空気を放ちながら撮影をされているので、そこに集まる俳優も皆さんお人柄が柔らか。
そして映像と舞台の垣根なく、ハイブリットな芝居好きだらけ。
数日しかご一緒できなかったけど、とても居心地の良い時間でした。
 
映像も舞台もやりたい俳優にはとても良い場なのでは、と。
これからも个LABO藤本竜輔監督の作品に注目です!
 
 
で、个LABOの「个」。
どう入力したらいいのか、いつか監督にお聞きしようと思ってます。