LRTを県都宇都宮市の顔にするためには。 | あらき大樹のブログ

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先日、宇都宮共和大学にて行われたシンポジウム「国際コンベンション都市 宇都宮」に参加し勉強させて頂きました。開場は約250名満席で熱気に溢れていた。

 

新聞報道にもあったが、JR宇都宮駅東の再開発に、国際会議が開催出来るコンベンション施設、ホテル、商業施設が出来る計画だ。

http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/017/987/shisetsugaiyo.pdf

宇都宮駅東口地区整備事業施設全体概要(市HPより)

 

 

その際、「宇都宮市の玄関、顔になる。」との発言がいくつか出ました。複合施設と、LRT(次世代路面電車)が顔だという。どうもLRTが宙に浮いていて、コンベンション施設とマッチしていない気がしてならない。そこでいくつか私の提言を述べさせて頂くことにする。

 

※LRTは、先の市長選で是非を問うた形になっている。現佐藤市長はLRT推進で当選した。

私は住民投票を実施すべきだったと考えてはいるが、宇都宮市議会では住民投票の必要無しということで議決した経緯もある。よって代表民主主義からすればLRT設置は決定路線である。LRTをより良いものにするにはどうすればよいか、の議論が必要だと私は考える。

 

LRTを100%自然エネルギーで動かす。

 

自然エネルギー推進を前面に出し、CO2環境問題に取り組む街として、LRTを100%自然エネルギーで動かす。太陽光や鬼怒川の水を利用して発電し動かす。蓄電施設をLRTと公共交通ジャンクション各処に備え、LRTの電源にするだけでなく、公共バスも電動化し排ガス問題も解決するし、EV電気自動車の充電も出来るステーションにする。

 

これは、技術的にも現在でも可能なだ。さらに「5G」などの次世代高速通信網の社会になると、さらに100%自然エネルギーLRTの価値は上がるだろう。次世代自動車、EVカーの時代、完全自動運転カーの時代がそこまで来ている。そのインフラ基盤にもなる。

まさに未来志向だ。

 

災害に強い町づくりにもなる。複合施設の地下に災害時バックアップ用の発電施設(蓄電施設)を設置し、災害時にもとまらない街をつくる。

レールを新設してのLRTは全国初とのことだが、100%自然エネルギーで動くLRT、自然エネルギーで止まらない街のシステムは、世界中から注目されるだろう。

 

そこに生活する市民レベルの向上にもつながる。環境問題を共有して人としての次元の高い未来志向の生活をするようにひとりひとりがなるだろう。

 

国際コンベンションについて

100%自然エネルギーLRTは、県都宇都宮市を、世界の最先端を行く「顔」にする。

当然、国際エネルギー会議、国際環境会議なども行われる街になれる。

 

さらに

「国際いちごサミット」の開催誘致。県をあげて、「いちご大国」というからには新コンベンション施設での開催にふさわしいのではないか。聞いたことがないので、初開催、第1回になるのではないか。

 

以上。