CB750F系のスタータークラッチ修理 | ARAKIMC

CB750F系のスタータークラッチ修理

CB750(DOHC)系の持病トラブル、スタータークラッチです。

持病といっても古い車両ですので経年劣化ともいえるかと思いますが、CB750には多いトラブルですね。

よく耳にするのは、気温が低いときにセルが空回りする症状が多いみたいです。対策をしながら、修理します。

とりあえず、手前のカバーを開けます。開けなくても大丈夫ですが、チェックしながらやります。次にベースのカバーも開けます。多少オイルが出てきます。

ガバナーを外します。

ガバナー(進角装置)がはずれましたらスタータークラッチ一式を引き抜きます。

純正のスタータークラッチは3点で回しています。

今回はここを他車種から流用して強化タイプでいきます。

流用する物とボルト穴が違いますので穴あけします。

穴はM8ボルトですので8.5mmあたりで大丈夫です。

純正の3本から6本にします。

こんな感じです。(一番外側)

加工しましたら、穴がずれていないか確認して、

ねじロックをつけて完了です。ボルトは純正がM8-16ですが、流用品は薄いのでM8-13か14(裏側ツライチ)でした。

↓まだ仮組です。(本組は先にワンウェイ部品を取り付けます)

中身を写すのを忘れてしまいましたが、ワンウェイ部品を取り付け、車体に取り付けます。

これで完了です。寒い朝にでも始動性を試してみます。

まだまだ人気のCB750F系ですね。

皆さんはそろそろ走り納めですかね。

ありがとうございました~

 

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