○書評 : 25冊目 ジェームズ・ボンドは来ない
○松岡圭祐
○KADOKAWA
○実話


「え?直島、007の舞台になってた?誘致した?」あらすじを読んで、興味を持つ。


○あらすじ


高校生の峰尾遥香は、直島の観光協会の職員から、「ロケを誘致できそう」という話を聞き、参加する。007一ジェームズ・ボンド。007小説のベンソン氏や、香川フィルム・コミッションの辻村佳代の後押しもあって、直島は署名運動を展開、全国の舞台地で、8万人の署名を集めることに成功する。メディアも注目しだす。
全てが順調に思えた中、絶望的な事実が発覚する。遥香は、誠心誠意、熱い想いをぶつける。ジェームズ・ボンドは、来ないのか?


○書評 : 80点です。


直島を中心に、有志が集まって、ロケ誘致を一歩ずつ形にしていく遥香たちをみて、期待が膨らんだ。結末は、遥香の純粋な想いと情熱が、人を動かした。実話に基づく物語を、一つ知ることができる。


○こんな人におすすめ

⚫︎映画に関する小説、町おこしの小説に興味がある人。

⚫︎サブ的に、恋愛小説を読みたい人。


○本音

⚫︎途中までの期待が、後半になって裏切られ、「みたい結末」から遠ざかっていくにつれて、少し残念な気分になっていった。

⚫︎「熱い想いは人を動かす」それが体験できた作品。


○文章の相性 ☆☆☆☆


○シナリオ、脚本メモ


期待が中盤にかけて、高まっていく。
大きな障害が中盤以降出て、それに主人公たちは立ち向かっていく。
最後に大きな危機も用意されている。
サッド・エンディングになるのか・・・と読み進めていく展開。