あまり意識されないけど、リスト校正ってロジカルで、例えば特売日なんかは以下の状態が考えられる。
①特売日の開始日が2024年●月●日、終了日が2024年●月●日。紙面には特売日●/●~●/●の記載。
②特売日の開始日が2024年●月●日、終了日が2024年●月●日。紙面には特売日■/■~■/■の記載。
③特売日の開始日が2023年▲月▲日、終了日が2023年▲月▲日。紙面には特売日▲/▲~▲/▲の記載。
④特売日の開始日が2023年▲月▲日、終了日が2023年▲月▲日。紙面には特売日ダミーの記載。
⑤特売日の開始日が空欄、終了日が空欄。紙面には特売日●/●~●/●の記載。
⑥特売日の開始日が空欄、終了日が空欄。紙面には特売日ダミーの記載。
これ、①は誰が見ても正解じゃん?②③⑤は間違いじゃん。
④は制作さんナイスじゃん!⑥も正解。
②の指摘は「●/●~●/●にカエ」。それしかない。
③は「ダミー日にカエ」か「リストでは2023年の記載です」という指摘。
⑤は「ダミー日にカエ」か「リストでは空欄です」という指摘。
ロジカルに考えられたら、頭使うこと無いのよ。リスト校正なんて。
今日さ③を「リストでは2023年になっていましたが、▲/▲でOKとしました。」って指摘しようとした校正者がいて、口頭で説明しても理解されないのよ。その人の言い分は「2023年になっているリストが多いから、多分リストが違っているんだと思う。」「これを指摘していたら膨大な指摘量になる。」
OKなわけないじゃん。アホなの?それが、商業印刷何年もやってる先輩校正者の発言なのよ。
こんなんが「OKとしました」なら、⑤だって「リストが空欄でしたが●/●~●/●でOKとしました」だって成り立つ。というか②の指摘だって「リストが、特売開始日:2024年●月●日、特売終了日が2024年●月●日でしたが、■/■~■/■でOKとしました」が成り立っちゃうじゃん。
③については、荒川は「ダミー日にカエ」の方針で進めていたのよ。せっかく制作が④の動きをしていたから、そっちに合わせようと思って。
それに物申してきたので、「んじゃ、なんて書くんですか?日付書いたら事故りますよ?」って言ったけど、その後納得できなかったのかなんか書いてた。
連休明け、その指摘消すからいいけど、無駄な仕事増やすなよなって思う。
はじめにリスト通りに校正して、検証してからルールを追加していくなら分かるけど、リスト校正中に思いつきで動くなよ。