年明け、気の迷いで荒川娘を公園に放してみたら、クソ寒ぃーのに軽く2時間半も走り回っていた。
もともとプラレールを買いに行こうと思っていたのに、遅くなって断念するほど公園に夢中だった。うまい具合に荒川娘から「新しいレールが欲しい」と聞き出せたのに、他人から言わされた言葉は、そりゃ本心には勝てねーよなと思った。
そんな荒川娘と砂場遊びに興じていると、隣で砂山を作っている小学2or3年くらいの女児たちの会話が耳に入ってきた。
(砂山を作っている実況みたいなことをしながら......)
「......(聞き取れず)について感想やご意見がある方は、コメントで教えてね☆」
荒川君驚愕。
そうか、最近の子たちは「ごっこ遊び」も現代風なのか。
いまよりちょっと前を知らないから、コメントが右から左に流れていた時代は「www」とか「草」とか言っていたのか。
内輪ネタと(暗黙の了解で)思っていた事柄も、若い子には分かるわけもなく、そりゃー「冷蔵庫」で炎上する子も、「醤油ペロペロ」で炎上する子も出てくるわ。
別に「コメントに書いてね☆」については、気づきのキッカケになっただけで避難をする対象として挙げたわけではないし、「冷蔵庫」や「醤油ペロペロ」についても「昔なら町のニュースになっただけなのにね」って思うだけだが、親が持っている常識やらセンスやらは10年~30年くらい前の、その子たちが生まれる前の常識なのだから、簡単に凌駕してくるよねって感じた。
親も「今にアップデート」しなければ、娘に簡単に追い越されてしまうという危機感やらなんやら、よくわからんものを感じた。
今のテンプレなんてわからんオッサンになってしまった。令和に染まるためには何から始めたらいいんや。