Web記事の校正をしていると、

「することができる」

「~になります」

によくであう。

 

「~になります」は、状態変化を伴う場合に使う場合は正しい表現で、「~でございます」の代わりにつかってしまう「~になります」は誤用だ。

こりゃ、説明できるからいい。理解もさせやすい。

 

「することができる」これが厄介。言葉としては間違いではないので(本業やっていても当然普通に出てくるし、修正なんかしようもんならアホとみられる)のが、Webの世界では冗長表現と取られる。

 

原文)信号が青になったら歩くことができる。

こんな文章が出てきたら、

 

修正)信号が青になったら歩ける。

に直すんだ。

 

原文の場合は、信号が青になっても歩かないこともできるので、歩くか歩かないかのどちらかの「事」がある。

その場合に使う「することができる」を単純な可能に変更していいんかねぇ。

 

お上(ディレクター)がそうしろっていうんだからそれに則るけど、「冗長表現です」とか「見落としがありました」って言われると、何とも言えない感情が湧いてくる。

そのほか、Web校正だと、言葉狩りじゃないの?ってのもしばしば見かける。

 

上司にいう了解とか。勝手にルールを設けないで貰えませんかね。

少ない文字数で多くを伝える必要があるなら、そもそも記者ハン準拠にすべきではないし。

 

そこではしゃべれないので、愚痴である。