母の指示により、家事手伝い。


「指示」と書いたが、母の指示の仕方は両極端である。

時には細かすぎて、一ミリの遊びもないような指示で、遂行が困難な時がある。

時には大雑把過ぎて、何をどうして欲しいのか さっぱりわからない。


細かすぎる時には、でき上がりはそう変わらないが 別のやり方でもいいかと訊くことがある。

…大体許可は下りないと言うか、気に入らないので「もういい!自分でやる。」みたいに不機嫌となる。


大雑把過ぎる時には、彼女の思いと違うと気に入らないから、予め何度か確認をとる。

すると、答えるのが面倒なのだろうか、「貸して。ああだ、こうだ、めんどくさいわ!」、で、道具などを奪いとって行っちゃう。


結局 自分の頭の中にある行程通りに進まないと気に入らないのだが、その頭の中の行程の説明は 他人に理解できるように説明するのは上手ではない。



というわけで、母は指導者としてはあまり的確ではない。

実行者としては、職人気質で追随を許さず きめ細やか、大した人である。