プールが年末年始の休業に入るので、昨日がラスト・プール。
このところ、BGMがクリスマスソング。
顔なじみのライフセーバーと立ち話。
「今年は大変な年でしたね」と私。
「いや~、仕事があっただけマシでした。 でも、今年も一人きりのクリスマス」と、派遣労働者の彼。 一年中、Tシャツと半パン姿の仕事。
山下達郎の「クリスマスイブ」が流れている。
決まり文句の「よいお年を」といって別れる。
今年は、その「よいお年を」に違和感がある。誰もが…ね。
プールが休みなので、家で大掃除でもしようかなと思っていたが、やっぱ年越し支援に出かけようと思う。
その間、このブログはお休みしますので、もし、常連さんがいたらよろしくお願いします。 アーカイブ?でも読んでください。
コロナ禍で困窮している人が増えていることは、厚労省も懸念している。
厚労省のホームページでは、年末年始に開所している相談窓口(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000073432.html)
あと、支援団体の活動もリンクしている。(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_15468.html)
年末年始における生活困窮者支援活動の全国一覧をアップします! | 一般社団法人 社会的包摂サポートセンター (since2011.net)
支援を受けなくても、支援を手伝うことはできる。
NPO30団体が協力して、年越しのための食糧支援や住宅提供、生活相談を行う予定だ。
新型コロナ災害緊急アクション | (corona-kinkyu-action.com)
クラウドファンディングからの寄付も募っている。お金は足りない。
寄附に頼っている。 もし、政府が配った特別給付金10万円、使ってなかったら、ここで使う手もあるよ。
コロナ禍の年末年始、住まいを失う方にあたたかな居所と支援の手を届けたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)
電話相談の窓口、弁護士会がやっている。
「いのちとくらしを守るなんでも電話相談会」
12月31日~1月3日 午前10時~午後7時
0120-157-930
コロナ禍でも、収入がこれまでと変化がない人も多いが、サービス業への影響が大きいので、もともと非正規で権利が守られなく立場が弱い人が、突然の解雇や雇い止めで、次の仕事も見つからず、もう自助の貯金もつきて、家賃も払えなくなり、体調も悪くなり、この年末年始を迎える。
公助という行政は、そのような人々の役に立っていない。
心が折れて、死んだほうがラクだと追い詰められている人が、ささやかな共助の窓口にアクセスしてくれることを願う。
特に女性たちや高齢の労働者。
「死にたい」ということは、「生きたい」という強い願望の裏返し。
あなたとつながろうとしている人が待っている。
私も、女であり、高齢者だ。
そんな人がいることが、わかっていながら、おせちなんか買う気になれない。 プール帰りのスーパーで、好物の赤い酢だこをみながら、そう思った。
それでいいのだ。 酢だこはガマン。
空には半分の月。
欠けた存在の人間を知って、分け合って生きれば問題は解決する。
落語の「三方一両損」。
好きな談志にしようと思ったが、 大岡政談は、志ん朝のほうがいい。
YouTubeで、どうぞ。
みなさま、よいお年を。
欠けた月は、みんなで損を分け合えば、満月になります。
来年はそんな年にしたいですね。
1年間、ありがとうございました。