「金にまつわる話」―親父の小言から
「働いて儲けて使え」・・・・幾ら欲しいかを具体的な数字として紙に書き、毎朝、毎夕それを手にした状態を強く願望する。⇒そしてその実現のプロセスを明確にする。⇒これを信じ切ってそのプロセスを直ちに始めて実行し続けると億万長者になれると。
「人には貸してやれ」・・・・貸すこと大いに結構だが、貸したら返って来ないと心しろ、それを承知してくれてやると思えば間違いはない。
「博打は打つな」・・・・・・実体験から、ばくちとふんどしは向こうから外れる。たとい当たっても不労所得だから身に付かないので、タネ銭分丸損だ。
「借りては使うな」・・・・・使うべき銭ならなぜ稼がない。稼げないなら使うな。武士は食わねど高楊枝だ。
「貧乏は苦にするな」・・・・貧乏はつらい、だがいずれ金持ちになるのだから一時は苦しいが、失うものは何もないと思えば枕を高くして寝られるものだ。
「小商いものは値切るな」・・・汚く稼いできれいに使え、そのために値がさものは徹底的に値切るもよいが、小商い物は値切ってはならない。