父からの手紙「前半生の失敗経験から若き君に伝えておきたいこと」 -4ページ目

父からの手紙「前半生の失敗経験から若き君に伝えておきたいこと」

還暦を期に、団塊の世代を生きてきた前半生を反面教師として、若い君に伝えておきたい。これを老人の繰り言と取るもよし、教訓と取るもよし。私の願いはただ一つ、君の人生は君自身が決めて自由闊達に楽しく人生を謳歌して欲しいことだけ。

今年のトロントは例年に無く暖冬とのことでしたが、今日は朝から激しい雪です。

スクールバスやタクシーも動きません。

夕方にやっとやみましたが、30cmは積もったでしょうか、みんな道路確保の雪かきで大変です。

大陸の気候は厳しいものがありますね。


さて今日の命題ですが、外国に住むということとはどういうことなんでしょう?


まさに異文化に暮らすことですから、なんといっても最大の壁は言語です。

外国に住むことは現地の法に従っていきることですから、意思疎通できなければ大変な目に会います。

英語圏だからなんとかなるだろうと思っていましたが、言葉の壁は厚く、はねっ返されっぱなしです。

しかたなく、新居住者用にカナダ政府の用意してくれた英語学校(LINK)へ通い始めました。

LINKではレベルが6つのクラスに分かれており

レベル1から6までの6段階にわかれます。

レベル1は全く話せない人向けで、名詞から入っていき、レベル6は新聞やラジオニュースが50%以上理解でき、かつそのテーマに自分の意見を述べ、会話できる人ということでしょうか。


小生はリスニングに問題ありとのことでレベル5と判定されました。

レベル5のMs.Grace先生は生粋のカナダ人で綺麗な英語の使い手?で、ゆっくり話してくれるのでとても分かりやすいです、それにもまして教えることにこんな熱心な先生に初めて会いました。

分かりました?(Make sense?)に行くまでボディランゲージまで使って解説してくれ、まるで母親のようです。

こんな先生は日本にはいなかったなーと感動し、楽しく授業を続けています。


明日からはMs.Graceに教わったことをトピックして行きます。

今夜はこのへんで。



バスケットリスト

残りの人生でやりたいことのリストを英語ではbasket listと呼びますが、海外移住は私のリストのひとつでありましたので、昨年の夏に家族もろともカナダに移住しました。

多くの友人達からは、いまさらなんで?
やめたほうがいいよ、と何度も忠告されました。そうなるとますますやってみたくなるのが人の常。
数多くの困難が待ち構えていると思いますが、日本男児としてのグローバル化に挑戦です。

元来外国語が苦手な私は自分の子供だけは世界に通用する人間に育てたい、の一心での実行です。
慣れない土地で生きることが大変なのは百も承知、子供たちには過酷な試練でしょう。

これからその様子をこのブログで報告していきますので、どうぞお付き合い下さい。



長らく休んでいましたが、「父からの手紙」を再開します。
体調不良が原因でPCが使えなかったもので、読者の皆様にはこれまで失望させてしまいましたが、これからがんばります。

さて本日のタイトルは「勝ちグセと負け犬」
最近、子どもたちの間で「いじめ」がまた大問題になってきている。これは日本に限ったことではなく、アメリカ、カナダを始め、先進諸国や中国でもクローズアップされている。
現代の子供社会に始まったわけではなく昔から連綿と続いているものだ。

では「いじめ」がなぜ発生するのだろう?
それは人間と言えども動物であることに間違いはないので、サル山の覇権争いが子供の社会にも起きている極めて日常的なことなのであって、今後ともなくなることはないだろう。

普通の犬が他からの最初のいじめの一撃(=他愛ないいたづら出会ったりするのだが)を放置すると、それは徐々に拡大して行き、いじめるものを強者、その対象を弱者と位置づけ、行き着くところまで行かないと終わらないものだ。
従っていじめが始まるのは、なんでもないところにも起こるので、最初の一撃を受けた瞬間にその本人自らが報復措置を取ることが重要で、これを見逃すとその差は開く一方となり、かまされ犬はかまされ続けられ、終焉を迎えることになる。このとき、学校では先生や親に報告するように言うが、それでは解決とはならず、本人自らの報復でなければいじめは収まらないものだ。(もっとも親が終始関しできれば防げることは間違いないのだが、悪知恵の働く似非強者は手を変えて再度攻撃してくることは間違いない)

男として生きるなら、戦わずして負け犬になる事なかれ!