こんにちは、アラカンオヤジです。

記憶が薄れないうちに連投します。


スタート地点

 

 霧の中、男女選抜選手がスタートしました。

オヤジは、第3ウェーブの中で第二陣のグループにいます。ゴールは、晴れて☀️いるとのことで安心しました。


 駐車場を出発すると、約1キロは、パレード区間なのでタイム計測されません。アップ不足気味でしたので、この区間を利用して身体を温めます。


リアルスタート


 信号が見えて来ると、隊列の速度が上がります。信号の交差点を左折するとすぐにスタートラインとなります。勾配はやや高め7〜8%でしょうか、ここははやる気持ちを抑えつつ自分のFTP以上に上げすぎないように踏み込みます。

 スタートラインから2分ほどで料金所を通過、長旅の始まりです。序盤は、190wをキープして1キロ当たりの走行タイムをサイコンに表示させます。この出力がどこまで続けられるかが勝負どころです。

 最初の1キロは、想定した通りのタイムでした。第3ウェーブを走る選手の多くは、好記録を狙う人で溢れてあり、オヤジはキープレフトです。YouTubeで見かける「鈴なり妖怪さん」を牽くトレインが信じられない速さで自分の横を過ぎて行きます。

 2キロ通過、ややタイムは鈍化。後方から自分の名前を呼ぶ応援が聞こえます。ロードロのぐっさんが牽くゴールドトレインです。オヤジも応援のお礼として返事をします。

 序盤は、閾値を意識しながらも強めに踏みます。右手に駐車場が見えると一瞬の平坦が現れます。強く踏み込むのではなく、早く回してパワーとスピードを稼ぎます。

 いい感じで踏めている感覚何あったので、PRペースで走り続けます。


 中間地点までは、踏めている感覚がありましたが、ブロンズペースより遅れている為、ペースアップしたいのですが、だんだん苦しくなって来ます。


中盤〜大沢まで


 富士ヒルのコースは全長24km、平均勾配は、5%ほどですが、以外なほどに緩急があります。

ヒルクライムレースで大事なことは勾配が緩むところでスピードを稼ぐのですが、これが非常に難しく単独走では自分との闘いとなります。

 二号目付近で一回目の補給を済ませていましたが、17キロあたりで気合いを込めて二回目の補給を摂ります。

 前日のお祭り会場で購入したスピードジェルです。この行動がレース後半に大きな影響を与えてしまいました。

 スピードジェルは炭水化物とカフェインを多く含む補給食でしたが、オヤジはこのとき初めて口にしたのです。刺激的な味を想定しておらず、ジェルを飲み込んだ途端に辛さが喉に刺さり、思わず咽せかえります。呼吸のリズムが乱れます。整え直す為ペースダウンを強いられてしまいました。そのまま数キロはペースダウンして縮めた時間を失ってしまいます。

 PRを連発していたところからペースダウンしてしまったことがログにも現れています。

 いつもならば元気を貰う大沢駐車場の太鼓ですが、アクシデントからの立て直しが精一杯となり失速してしまいました。


奥庭〜ゴール


 大沢を過ぎると「あと少し」のイメージですが急勾配が現れる場所もある踏ん張りどころです。

奥庭の坂を登ると平坦区間でラストスパートとなりますが、ここでゴールを目指すトレインに乗れるとタイムアップ⤴️が期待できるボーナスステージとも言えます。

 理想は奥庭の坂でトレインに食らいつき、平坦でローテーションを回すのですが、今のオヤジにその力は無く、登りも平坦区間もひとり旅で突入です。

 するとひとつ目のトンネル手前でトレインが来ました。オヤジにとっては、やや速いトレインでしたが「乗せて〜」と叫びながら着かせて頂きます。ふたつ目のトンネルを過ぎると工事と登りが始まります。自分の前にいた女性が遅れ始めたので、前に出て繋ぎます。オヤジの脚は、売り切れているので気力でペダルを回すだけです。みっつ目のトンネルで力尽きトレインから落ちました。

チームの方からは、その状態になっでも大丈夫との話でしたので最後の登りを呼吸困難になりながらゴールラインを越えます。


 五号目は、すっかり晴れ渡り登って来た人全てを祝福しているように感じました。

このときは、自分のタイムがわからない状態でしたが、記録は更新しているだろうと楽観していました。


下山、記録証


 ゴール後、呼吸が整うまでかなり時間がかかってしまいました。下山荷物を受け取り防寒着を着ていると隣にアニ⭕️ランドさんがいました。

下山隊のサポートの中、ゆっくりと下山して記録証とリングを受け取ります。

 前回記録と今回記録の差は、なんと3秒⁉️


 STRAVAの記録ではなんと同じタイムでした。

確か、去年11月に出場した城山湖ヒルクライムも同じようにタイムが揃っていたので、芸人技とも言えます。

 

 自分なりに頑張ったのは確かですが、目標とするブロンズはおろか、2年連続で100分切りも出来なかったので、自分の力不足を思い知る悔しい結果となりました。

 来年の富士ヒルは、6/8とのウワサ?もありますので、あと365日でどこまで登れるようになるか、またチャレンジです‼️


おしまい