ドラム洗濯機のメンテナンス  | コインランドリーre-lucks富雄店(旧洗い屋本舗サニー富雄店)

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奈良市富雄のコインランドリー re-lucks富雄店(旧洗い屋本舗サニー富雄店)のブログです。設備のご利用方法などをご紹介しております。

奈良市富雄のコインランドリー 洗い屋本舗サニー富雄店です。

今日は午前中にお客様から洗濯機から水が漏れているとお電話連絡を戴き、すぐに出動しました。

幸いにも大きな不具合ではありませんでしたが、点検を兼ねて洗濯機のメンテナンスを行ないました。

 

ドラム洗濯機です。

中はこんな風になっています。

 

洗濯槽は自動車みたいなサスペンションで支えられています。

洗濯槽もステンレス製で重たいのですが、そこに洗濯物と水が入ると200kg以上の重さになると思います。

そして脱水時には時速120km/hで走行する車のタイヤと同じぐらいの速さで回転します。

濡れて重たい洗濯物が入った状態で回りますから、タイヤと違い回転バランスが悪く、相当な荷重がかかります。それを支えるためのサスペンションで4本装着されています。

振動に耐えられるよう、本体の台座も重たい鉄骨で出来ています。

 

奥に伸びているのが排水管です。短時間で大量の水を流しますから一般家庭の下水管ぐらいの太さがあります。

一番奥にある丸い装置が洗濯機の心臓部、モーターです。

 

こちらは排水バルブです。

モーターで「カム」という三日月状の部品を動かして開閉をコントロールします。

ちなみにこれは脱水中で弁が開いた状態です。

 

これが閉じた状態です。カムで軸が押し上げられて栓をするという仕組みです。

モーターやサスペンションはそうそう壊れませんが、ここは磨耗防止のため時々グリスを塗るようにしています。

 

他の2台もお客さんの合い間を縫ってメンテナンスしました。

うちの設備は全て三洋電機製です。

もう11年以上経ちますが、大したトラブルも無く頑張ってくれています。

 

三洋電機は8年前に他界した父が長年勤めておりました。

必然的に自宅は三洋製品で溢れていましたが、個性的なものが多くて好きでした。

三洋ブランドが消えてしまい寂しい思いをしていますが、自分の身の回りには今でも愛用している三洋製品がたくさんあります(写真に写っている掃除機も三洋電機です)。

そしてなにより、自分や家族を育ててくれた会社ですからとても感謝しています。

 

20年前にタイへ家族旅行した時、バンコクの繁華街で大きく掲げられた「SANYO」の看板がありました。

それを誇らしげに見上げていた父の姿が今でも印象に残っています。

 

 

●店舗設備の詳細はこちら→ご利用案内  

 

奈良県奈良市三松1丁目6-4

洗い屋本舗サニー富雄店

OPEN:6時~24時 年中無休

E-mail:hino_t@opal.plala.or.jp

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