星海社のWeb漫画サイト「ツイ4」で連載開始した『ユズのこと』、本連載にはならず30話の読みきりとして終わることになりました。

ツイ4担当さんから
「自分は絶対いけると思ってたんですが、数が足りないからダメだと会社から言われました、すごく悔しいし悲しいです…!」
と電話がかかってきました。

自分と担当さんとしてはこれからの子供たちに読んでほしいから本連載として続けたかったんですが…
今作で自分が気を付けてみたのは
「レビューを見て当事者が傷ついて、でも言い返せなくて苦しむ」
というLGBTを扱った作品でよくある現象に対して「リプ欄に混じって突っ込みをいれる」ことです。
普段の自分の単行本レビューなどでは一切しないんですが、今回はせっかくTwitterの無料連載だしね。

レビューというのは「セクマイ気持ち悪い」などの差別発言をする人をいわば野放しにする場です。
「意見はそれぞれ十人十色」という言葉を盾に当事者が言葉の暴力をうけてるのを放置してる作家と編集者、という図式に横槍入れたくてね。
目に余る場合や、言われれば気づきそうな悪気ないケースには一言入れさせてもらいました。

また、自分の漫画に対しての良い反応を目にした若き当事者は
「世の中にはひどいやつもいるけど、当事者でもないのにわかってくれる、わかろうと頑張ってくれる大人たちもいるんだ」
と思ってもらえたんじゃないかと思います。

リツイートやいいねで応援してくださった方々、本当にありがとうございました🙌🙌

『本当にあった笑える話』系列での雑誌連載は通常通り続いてますし、なんだかんだ毎年単行本も出させてもらってますので、よかったらそっちもみてね😇


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